山形県警の警察官がヘルメットを装着しないまま二輪を運転し、市民が撮影した画像が拡散・炎上、当該警官に対して切符を切ったと報道があった。
警官が違反をしているというのはよく見かける話であるが、揉み消したり有耶無耶にするという話もよく聞く訳であり、今回のように「本人に対して切符を切りました」と報道するのは極めて珍しいと言えるだろう。違反を切る側が違反をしているというのは何とも滑稽な事案であるが、警官ですら忘れるという点を鑑みれば二輪のヘルメット装着義務が時代に合っているかどうかは議論すべき話なのかもしれない。
警察組織の透明性向上は以前から叫ばれている話題であるが、他人に対して切符を切る前に自ら襟を正すというのは当然の話であり、警察自身が全く道交法違反をしないレベルの運転を継続してから他人に対して切符を切るべきであると思う所である。
