宮城県多賀城市、10割増商品券先着順で炎上 ”抽選”は行政の苦手分野

宮城県多賀城市が、10割増し(2倍)として使える地域商品券を配布した所、配布希望者が殺到、公道まで行列が出来る騒ぎとなった。行政はこういう系のイベントをやる時は先着順でやる事が多い。なぜなら毎回の選挙で一人一票だとか、市民は皆平等という意識が刷り込まれているからである。先着ならば基準はハッキリしており先に来た方が買いました、終わりと言えるからである。
なぜ抽選にしないのかという意見は多数出ているはずである。民間なら「抽選」「外れた人はハズレ」と言い切っても何も怒られないが、行政の場合は何故外れたのかその証明をしなければならない。殆ど無いとは思うがそういう請求が来た場合に何となく決めましたと返答してはいけない訳で、これ系のイベントで行政があまり抽選にしたがらないのはこれが理由である。抽選を証明しろというのは悪魔の証明でしかない訳であるが、そういう部分を想定しているのは当然の事であろう。民間に丸投げして民間が抽選を実施すれば行政は一切関与していないというテイに出来るので、そういう方法を取った自治体もあるだろう。
県知事や市長の選挙も表面的にはガラガラポンの抽選で決めているように見えるが、一人一票の原則のもとに開票作業・集計等をした上で法律に則って当選者を決めている訳で、その辺は民間よりかなり厳密な手続きを取っている。市民は当然行政を叩いたのだろうが、行政はこういう系のイベントや抽選が苦手という事を頭に入れておくとお互いヒートアップせずに済むのかもしれない。