JR東「オフピーク定期券」賛否両論 10%値下げも混雑時は通常課金

JR東が導入を予定している「オフピーク定期券」の概要が発表された。各駅における朝ラッシュ時間帯を避けて利用する事を条件に10%安くなる定期券であるが、代わりにラッシュ時間帯に利用すると通常の定価運賃が課金される。

この仕組みには「会社の精算が大変になるのでは」という意見も寄せられているが、一番大変なのはsuicaでどの列車に乗ったかを判定するのは不可能なので代わりに入場時刻が基準になっているという事だ。例えば大規模駅において入場だけして駅ナカでコーヒーとか、駅ナカでコンビニ利用という場合でも入場時刻がピーク時間帯の場合は通常運賃が引き落とされる事になる。時や場合によって使う駅が違う人は各駅の混雑時刻を頭に入れておかないと容赦無く一発課金されてしまうので要注意。
良心的なのはこのオフピーク定期券が適用されるのは東京の電車特定区間完結が条件であり、例えば大宮~千葉とかはその範囲にあたるのだろう。一方どちらかが区間外の場合はこの定期券は買えず通常定期のみという事になる。JR東は増収にはならないと説明しているが、全体的に見ると電気代等の経費を引けば増収にならないという意味である可能性が高く実質的に10%程度の値上げと考えて差し支えないだろう。区間内の人はどちらの定期を選ぶのか悩ましい選択になりそうな予感である。