イオン幕張新都心「電動モビリティ」無料貸出開始、未来を一変させる予感

イオンモール幕張新都心において店内専用の「電動モビリティ」が無料で借りられるという事で、実際に行ってみた。所定の文書に記入、本人確認書類を提示し、3分間の動画を視聴すればその場ですぐに乗る事が出来る。共用部のみ走行可能で、屋外や駐車場、食品売場、専門店内は走行不可。

サービスカウンターにこのような文書が用意されているので記入しよう。一時貸し出しは1回限り、利用登録の場合はカードが交付され2回目以降の文書記入不要で利用する事が出来る。

周辺にはこのように概要が説明されており、10-19時まで・20歳以上という制限が定められている。サービス開始当初は60歳以上しか乗る事が許されていなかったが、年齢条件が大幅に緩和された。また2時間200円の規定も撤廃され、当分無料となった。

iPadで3分ほどの動画を視聴すると、その場で借りる事が出来る。こちらが電動モビリティであり、電動で店内を移動する事が可能。私有地専用なのでブレーキランプやライトは存在していない。ベース製品には装備されていたが、店内は常に明るいので削除されたようである。

速度は1~5の5段階であり、1はカメ並みの速度、5は早歩き程度の速度であり、ハード的にはもう少し速度が出るはずであるが原付バイクのような速度が出ないように改造されている。操作系は全てハンドルに集約されており、右レバーを引くと前に進み、左レバーを引くと後ろに進むようになっていて後ろに進む際にはバック音が鳴る。前カゴはかなり大きくなっていて、食品売り場で沢山買い物したとしても安心だろう。”駐車”する際には店舗との境界部分等の安全な場所で、他人に利用されないように必ず鍵を抜いて自身で管理する事が必要となる。ベビーカーや車椅子と同じく周囲の人が避けてくれるので危険と思った場面は一度も無かった。

電動モビリティなので当然充電が必要となるが、このモビリティで店内を一周したが3分の1ほどしか減らず電池持ちはかなり優秀であると感じた。後ろのフックにはバッグ等を掛ける事が出来る。

店内を走行する風景。他人からの羨望のまなざしや子ども達から「アレ乗りた~い!」と声援も頂いたが、現時点の規約では20歳未満は乗車する事は出来ない。エスカレーターは利用不可でエレベーターのみの移動になるが、前向きで入り、ボタンを押し、客がいない事を確認してバックで出るという形で車椅子と同じであり、その際にエレベーターの鏡が役に立つのである。

後ろには杖等を入れられるスペースも用意されていた。そして道路のようなスペースも用意されており、こちらで簡単な練習をする事も可能だ。子ども達が予期せず飛び出てくるのでシニア層の危険予知の学習商材とかこれで買い物して事故無く返す事を免許更新の要件にしてもいいのではないだろうか。これならば事故したとしても自動車のように大きな怪我になる事は無い。また、背もたれが低いのでもう少し高くする事、ハンドル部分にBluetooth等を搭載し、エレベーターの上り下りボタンや階ボタンを送信できると便利であると感じた。将来的に全店導入予定との事であるが、これが普及すればショッピングモールの回り方や買い方、客単価に良い意味での革命を及ぼすのは間違いないだろう。モールの近未来像を示す乗り物に仕上がっているので、興味のある人はぜひ乗ってみてもらいたい。