河野大臣「フロッピー・CD-ROM廃止」以外にも行うべき改革一覧

河野大臣が「フロッピー・CD-ROM廃止」を打ち出したようですが、それはそれで評価できる部分ですが、今更こういう議論をしているのかという事で政府のIT関係に関するレベルの低さが分かりますね。同様に以下も廃止又は改善すべきです。
・CDのみならずDVDも廃止、USB等での提出も受け付けるように
役所のメディア指定がそもそも問題であり、USBやメール等での提出も受け付けるようにすべき。今時CD/DVDドライブを搭載したパソコンは減っていますし、今後は皆無になるでしょう
・ブラウザ指定の廃止
このシステムはIEのみとかいった指定のシステムがあるようですが、当然システムの改修は必要になりますがブラウザ指定は廃止すべき。しかもそれを利用者が使うシステムで強制している場合もある。今時chromeもFirefoxもありますから。
・自宅から役所に接続できるように
マイナンバーカードを持っていればPCやスマホを用いて役所に接続し、認証後、住民票等のデータを出せるようにすべき。役所の窓口は密であり、役所に行かなくてもあらゆる事が出来るように。
・官公庁PCのSSD推進
官公庁に搭載されているPCのSSD化を推進すべき。処理速度が爆速になり、消費電力が半減します。IPAの試験では10年前から出ていた内容なのに一向に採用しないのは謎ですね。
・ワンストップ特例申請の電子化
ふるさと納税におけるワンストップ特例申請を完全電子化し、事業者のサイト上で完結するようにすべき。書類を書いて印鑑を押して郵送は面倒。
・LGWAN廃止
自前の専用回線を整備すればセキュリティ上の問題が起きえないという事でLGWANが設置されているが、これがリモートワークを妨げている主因ではないか。今やそれ以外でもセキュリティの確保は出来るので時代遅れとしか言いようが無い。
・役所のたらい回し禁止
「○○課へどうぞ」とかいうのは民間ではあり得ない。○○課の職員を呼び出してそこで処理すべきであるし、客を動かさず職員が動くのが原則。客を動かさず列車を動かす京急を見習うべき。
・全国10Gbps回線整備
もはや家からでも仕事ができる時代になった現在、安定した高速回線を国が整備する必要があるだろう。もはやインフラというのであればNTTだけの整備では限界があり、国も補助金を出すべきである。
・全国LTE網回線整備
国は5Gをインフラとして打ち出しているが、地方の田舎は未だに4G、しかもその4Gが繋がらないような場面もありバーコード決済が表示できないような場所も存在する。そういう場所で自治体還元をやったりしている訳ですが。通信会社が投資しないような地方の田舎に対して5G基地局を国庫負担で建設すべき。例えば役所の土地に基地局置いてもOKみたいな柔軟な運用にする。
・宿泊者名簿の電子記録も可能に
旅館業法で宿泊者名簿の記録が義務付けられているが、住所や氏名等を紙に書かせる所が多い。予約サイト経由なら住所も名前も取れるのだから取れた場合は当日の記入は不要とすべき。
・役所におけるキャッシュレス推進
役所における全ての窓口の支払いを、交通系マネーやバーコード決済に対応すべき。入金が遅れるのは民間にとっては辛いが、役所なら潰れないので平気だろう。現在は役所によって対応状況がマチマチだが、期日を決めて全国で一斉対応とすべき。現金が一番匿名性が高く危険だという認識を持つべきである。
・給食費のカード払い対応
子どもたちの給食費について、カード払いや電子マネー払いに対応すべき。呼び出しで黒板に名前を書かれるのは辛いのである。
・電気ガス水道の検針票廃止
電気ガス水道において、毎月毎月検針票を送りつけてくるが、紙がかさばるだけで処分も面倒である。新電力のように検針結果はメール送付とすべき。
・郵便局の待ちチケットを電子化
一部の病院等では既に導入されているが、機械のボタンを押してチケットを受け取ってから待つシステムを導入している局においてスマホからの待ち時間表示や申込システムを導入すべき。現地に行ってチケットを受け取り車の中で待つ必要が無く、移動途中で申し込めるので便利。