最近のWindowsタブレット界隈についてまとめておく。Atomが退場しCeleronが主流になったようであるが、以下の4プロセッサ搭載マシンが主に市場に流通している。タブレットの売上上位である1.3万円のmouseタブレットはN4000を採用している。
N4000:2/2/1.1-2.6GHz
N4020:2/2/1.1-2.8GHz
N4100:4/4/1.1-2.4GHz
N4120:4/4/1.1-2.6GHz
物理コア数、論理コア数、周波数の順で並べてみた。見ての通り、N41番台は4コアとなっていてよく似ている型番であるが性能は大違いであり、単純にコア数が2倍であるので大幅な性能向上が期待できる。例えばN4000とN4100で比較した場合、N4100の方が25%~50%程度ベンチスコアは良いようである。CPUを意外と気にせずに選ぶ人が多いが、PCの頭脳であり全ての処理において必要不可欠である為様々なソフト等を開いてもフリーズしにくいというメリットがあるが、電池持ちが悪くなると言うデメリットもある。特にタブレットはユーザー自身でパーツを交換したりして性能の向上が出来ない分、予め性能の高いマシンを買う必要があるという点で一商品あたりの廃れが早いジャンルであるのは間違いない。富士通や東芝等の国内メーカーがN41番台を積極的に採用していないのは保守的で残念としか言いようが無くTDPは同じなのだから問題は皆無であろう。学校現場のGIGAスクール等でタブレットを選定する人達も多いと思うが、子供達のためを思うのであればN41番台を選ぶようにしてもらいたいものである。
