千葉県等の感染者の一部が東京都に計上されていた問題で、行政はやり過ごそうとしているがこれは大きな問題であると考える。
経緯としては千葉県在住の患者が千葉県のオンライン診断(動画・電話等)で陽性診断されると、そこの医師が東京の医師であったが為に東京で発生した物として扱われ東京の感染者として登録されるという仕組みである。東京の医師が診断すれば東京の感染者として登録するという理屈は正しいが、こういう仕組みである事を理解しながら行政が他県の医師を雇っているというのは理解に苦しむ所である。首都圏は一体だからとか自県で医師が見つからなかったからと言うのは言い訳に過ぎない。東京は日々多数の陽性者を出しているので2万人が1割増えたとしても大して痛まないのだろうが、それに対応する行政コストが無駄に掛かっていた事及び都民割開始タイミング等の行政の施策に多大な影響を与えた事は間違いないだろう。都内の感染者は政府も見ている訳で日本全体の施策に影響した可能性がかなり高い訳であり、新潟の感染者も誤計上していたみたいな話もあったが過去分も含めて徹底的に調査すべきであろう。
