住宅の建設工事に伴う騒音がうるさいという報道があった。現在の国の法律では「特定建設作業」で騒音85dB・振動75dBを超えた場合のみ違法となり、トンカチを叩くような音やドリルで穴を開けるような音は規制の対象外であるが、昼でも寝る人はいる訳であり住民にとって迷惑なのは確かだろう。特定建設作業にはショベルやブルドーザー等の大型の重機がメインとなっているようで、その他にも連続6日以内・日祝禁止の規定もある。
当方の近くでも建設工事が行われていたが、警察に通報した所多少は収まった。通報があれば現場に急行するという事で現地に行って現場で注意できるので警察としてもやり甲斐があるのでは無いだろうか。「自分の家も建てる時は音を出していただろう」と言われればごもっともという所で工事をやるなとは言わないが、工事というのは周辺住民の理解や協力があってこそであり、音を出す工事は平日日中に限る等の運用の変更、長期休暇中は工事をしない、シートを二重三重にする等の騒音対策・防音対策は事業者側の工夫でいくらでも出来る訳であり、騒音対策を進めつつ工事も進めるという事業者側の配慮が必要と言えるだろう。
