えきねっとトクだ値 30%割引の新幹線を見つける方法

感染症による客数減に伴い、ネット予約限定でJR東日本が打ち出したのが「えきねっとトクだ値」である。新幹線を定価の最大40%値引で利用出来るという出血大サービスと言っても過言では無いが、法人等が不正に操作して大量に押さえる不正対策という事もあってかトクだ値のみを絞り込んでの検索は出来ず一画面に2つしか便が出てこないので何度も画面遷移しなければならず検索性が低いので割引チケットを見つけるのは結構大変である。JR東海は登録しないと画面閲覧出来ないが東日本は登録しなくても便を探す部分までは出来るので結構緩い設計だ。公式は最大40%で利用出来ると言っているが、色々見てみたが40の物は少なく殆ど30%が多いようである。所定の予約率を下回る場合のみ30%値引が出現するようであり、以下のアルゴリズムに基づいているようだ。宣言期間中は50%値引の切符もあったが現在は販売されていない。
・所定の区間(東京~仙台は値引30%、宇都宮~大宮は値引ゼロ)
短距離よりも長距離の方が値引が出やすい。
・所定の駅(発駅・着駅ともに大規模駅である事が条件。那須塩原や小山は出ない)
・所定の日時(当日購入は値引ゼロ、翌日購入は10%値引、2週間後とかなら30%値引になる)
・速達性の低い新幹線(はやぶさは値引ゼロ、やまびこなら出る)
お得に買いたい人にとっては1時間だろうが1時間15分だろうが大差無いだろう。
・上4つの条件が揃った上で、座席予約率によって値引率が増減
☆30%値引を味わいたいだけであればグリーン車の30%値引も狙い目
いわばJRにとって乗って欲しい新幹線に値引を出しなるべく空席を埋める仕様になっている。切符を値引で購入する場合、紙きっぷでの受け取りは出来ず、任意の交通系マネーの番号登録を行い、当日は改札でそのマネーをかざして入場及び出場する形となる。理論上はsuicaに限らずICOCAでもTOICAでも何でもOKだろう。窓口や人の手を介さない分安くしますという事なので、座席変更・人数変更・便変更や払い戻しもネット完結(クレジット・セブンローソン・振込)で行えるようになっている。規約に定める運休や2時間以上の遅延した場合は自動払戻というのは有難い。JR東はあまり積極的に宣伝していないが、興味のある人はぜひ利用してみてもらいたい。