関電が風力発電撤退した蔵王・川崎町訪問記 珈琲飲み雄大な自然実感

関電が風力発電から撤退した宮城県蔵王町・川崎町に行ってみました。風力発電事業者が自ら計画を取り下げるのは全国で見ても極めて異例であり、撤退の早さは川崎町の町長も評価していたようです。

車で行っても良かったのですが、新幹線+レンタカーで行ってみました。新幹線だと白石蔵王駅が最寄りでしょう。新幹線駅にしてはかなり気合を入れて客を呼び込もうとしている姿勢が見て取れます。役場の人たちが真面目に行政をしているという感じですね。降り立った瞬間、空気が綺麗で軽井沢も空気が美味しいですがそれよりも美味しいと感じました。

右写真は川崎町役場です。小山町長もきっと中で仕事されているでしょう。川崎町は今回の風力発電が立地する自治体ですが、割と早い段階から反対を表明し知事に意見を上げていたように思います。

地元のテレビに取り上げられていた川崎町のKuriya Coffee Roastersに行ってみました。火水定休・10-16時の営業です。まるで個人の家のような見た目ですが、自宅兼店舗なのでこのようになっています。感染症防止のためテイクアウト営業のみで、玄関先で支払・商品を受け取ります。現金の他、ペイペイとLINEペイに対応していました。ここからも山々が見えます。

カフェラテ(650円)を頼んでみました。大自然の綺麗で澄んだ空気に囲まれながらウッドデッキでコーヒーを飲むのは最高ですね。関電はこの山の上に住民説明も殆どせず半ば無理やりに風車を作ろうとしていたのです。誰かに言われたのか撤退直前は連日連夜説明会を開いていましたが。


再生可能エネルギーは大事ですが、地元の同意があってこそであり殆どの町は自然と共存しながら、時に生かしながら生活しています。特に川崎町周辺は空気の綺麗さや自然を売りにし都会には無い綺麗な空気に憧れ移住する人が多数いる中で風車が出来て何らかの影響が出れば売る物が無くなるという危機感から殆どの人が反対に回ったのでしょう。環境に優しい風力発電が自然を壊すような事はあってはなりませんし、蔵王は宮城か山形かで揉めていた蔵王周辺の自治体が一つにまとまったという点では今回の問題は大きな意味があったように思います。蔵王に限らず外から来る発電事業者等は十分に地元の事を調べた上で書面の内容を押し付けるのではなく共存共栄し計画段階から住民が計画策定に参加できる余地を作るべきで反対があれば意見を取り入れて臨機応変に軌道修正するというスタイルを取る必要があるでしょう。