高速道路等における「ジョイント」が年々数を減らしている。ジョイントとは道路の継ぎ目の事で季節や温度によって道路が伸縮するのでそれを補う為のものであるが、近年は二輪車が転びやすいとか自動車が踏んだ時に快適性が低下する等の理由で数を減らしつつあるようだ。
ジョイントを全くゼロにする事は不可能にしても、必要最小限の部分のみ設置する形で数を減らす事は出来るはずである。数を減らせば道路事業者のメンテナンスの手間も減り、またジョイントを廃止すれば二輪車の事故も減る他、故障によって跳ね上がって走行中の自動車のバンパーや下回りを傷つけた等の二次被害も防止する事が出来る。首都高もかなりジョイントが多い部類に入るが、日本車が頑丈な理由はこのジョイントの多さに合わせて設計したためという噂もあるぐらいである。どこまでジョイントを減らせるか、高速道路事業者の手腕が問われていると言えるだろう。
