米坂線の崩落現場全容 線路見えず…復旧未知数で再開は厳しい現実

米坂線の崩落現場に行ってみた。国交大臣も視察に来たようであるが、一日で行って帰るのは新幹線を使わないと無理だろう。道路は国道113号の一部が片側交互通行になっている以外は通常通り走行可能であるが、誰も通らない細い道は危ない場所もあるので注意が必要。

手ノ子駅は特に損傷はなかったが、人っ子一人居なかった。強いて言うなら点字ブロックが乱れているぐらいであろうか。

中までは入っていないので線路の様子はわからないが、災害が起きてから列車を動かしていないのは確かだろう。

こちらは手ノ子駅付近の踏切の様子であり、JRもこの写真を使ったと思われる。レール等は錆びて雑草が生えており、草木に覆い尽くされて先が全く見えない状況となっている。電車が通らない限りこの遮断機も鳴る事は無いのだろう。使用停止中となっており遮断棒は外されていた。

線路に土砂が覆い被さり、枕木も破壊され、どこに何があったのか全く分からない状況になっている。そして崩落現場付近の場所は車での立ち入りが現在禁止されており、JR関係者も立ち入る事が出来ない。


何度もJRの車両が踏切を行き来していたが、裏の道路は見に行ったのだろうか。橋梁が崩落した現場はこのようになっており線路やケーブルが宙に浮いているのが見えるだろう。

こちらは羽前椿駅である。

駅舎は大きな損傷は見られず、列車が動いている駅と言われても違和感は無いだろう。家みたいな駅舎は都会には無いので風情があって素晴らしくこういうローカル線の良さを後世に残していくべきである。

まるで映画やドラマのワンシーンに出てきそうな風景であるが、現在列車は動いていない。1日5本ぐらいしか動いていない部分を見ても経営状況の苦しい路線である事は明らかだろう。

こちらはJR関係無いが、一部で道路の陥没や砂の除去等が完全に終わっていない箇所が多数見られる。ここは国や自治体がしっかりと手当てする必要があるだろう。米坂線の調査が進まない理由は単純で現場まで車が入れない事、歩いて調べようにも地雷を踏むようなものであり危険な事である。どちらにせよ赤字路線なのでJRが直す可能性は極めて低く、国交大臣が訪問時に国費での復旧を示唆したようであるが、仮に国費で直すとしても復旧まで年単位の時間がかかるわけであり、バスで代行輸送はいいにしてもこの路線をどうするのか、国や自治体を交えての協議が急務であろう。