倉持医師「門外漢ヘロヘロ出てくるな」5類検討で政府に激怒

インターパークの倉持医師が、ツイッター等で「画期的な治療薬も無いのに5類にするのは不適当」等と発言した。この発言が出てから政府もトーンが弱まったように感じる。5類になるという事は季節性インフルと同じ扱いになるという事であるが、菅前総理が打ち出していた塩野義の飲み薬も承認が遅れている等、予防接種や治療薬という点で選択肢が限られているのは事実である。2類5類論争は従来から繰り広げられてきたが、5類論者は5類にするのが目的であり仮に5類になった所で屋内でもマスク外してOKとかになる訳ではなく、2類だからこそ接種・検査・隔離・治療の厳粛な管理及び政府が金を出す枠組みが維持されておりメリットの方が大きいのは確かだろう。

風邪のようなものだという人もいれば、一方で重症化する可能性もあり次々変異種が出ている事を考えても未知のウイルスである事は確かであり中立的な立場で考えても5類にするメリットを当方は見いだす事は出来ない。政府は全数把握をやめる等、2類でありつつも中身は5類にしていく姿勢を見せているが、医療現場からすれば武器もないのに戦えと言われているのと同義であるのは確かだろう。都内でも連日2万人近い感染者が出ていて事務処理が追い付かない部分も分からないではないが、経済を回したいなら全国旅行支援を再開すべきであるし、感染者減らすなら行動制限をすべきでありこのどちらもしないというアクセルとブレーキを両方踏んでいるのが岸田政権である。5類にするのであれば最低でも医療現場の医師等の同意を得てからにすべきだろう。