最低賃金、31円上げ 物価高踏まえ過去最大の上げ幅で決着

最低賃金の審議会は、最低賃金を31円引き上げ961円とする目安をまとめた。今回は政治主導というよりも労使でしっかり話し合う時間が設けられたが、それでも決着がつかなかったと言うところで、なんとかギリギリ30円台に乗せたというのが本音だろう。
2020年が上げ幅ゼロであったことを踏まえると、2年分の上げ幅と考えればこれぐらいが妥当であり、コンビニ等ついてこれない店舗も出てくるかもしれないが、ワンオペ時間を増やすか閉店しか選択肢がないのが現実であろう。今後の各都道府県の具体的な数値に期待したい所である。