セブン、iD支払時のレシート短縮 不要項目廃止で加盟店経費削減

セブンがiD支払時の不要項目を削減したという事で、実際に大手三社で同じ商品を買ってみた。

レシートの短縮はファミマにおいても澤田社長時代に議論され、行間を詰めるという対策が実行された。皮肉にも一番短いのがローソンというのには笑ったが、ファミマのレシートをベースに無駄な改行を詰めて「クレジットiD支払」と「お客様控え」の部分を廃止したと考えれば同じぐらいの長さになるだろう。そしてセブンはそれでも長い訳であるが、iDの部分の明細を4行に減らした事によりファミマより少し長い程度に改善した。昔はクレジットの不良や返品等の問合せでこの情報を使う事があったのかもしれないが、カード会社が自動で特定したり問合せがあれば全額補償する時代においてこれらの情報はもはや不要であり、カード会社側も店舗名と時間と金額さえ分かれば特定できる訳で単純に昔の仕様を引きずっているだけに過ぎないと言えるだろう。1分1秒単位で業務をしているコンビニ店員にとってレシートが一行縮まれば0.1秒の短縮になり、またレシートが短くなる事で加盟店経費削減にも繋がる訳で大手三社のレシート短縮合戦が勃発するのか、今後に期待したい。