KDDI、通信障害で一律200円返金で賛否両論 約款外措置で他社に配慮か

KDDIが、音声通話サービス等を利用出来なかった271万人に対して約款返金、障害発生時に契約していた3589万人に対してお詫び返金を行うと発表した。約款返金は日割り返金、お詫び返金は一律200円となるが、ネット上では「安い」「これでいいのか」「金額に異論はあるが対応は評価」等の賛否両論が見受けられる。povoは基本料がゼロ円の為、1GB/3日間のデータを進呈すると発表した。
原因についても総務省への報告書提出を踏まえて以前よりも詳細な説明になっており、そもそもの原因はルータ交換時におけるルータの設定ミス、古い環境で使う古い手順書を使用した可能性も浮上した。これにより通常の7倍のトラフィックが殺到し輻輳が他拠点のVoLTE交換機に拡大、そして毎回認証を行う為加入者DBにも輻輳が連鎖したというのが技術的なロジックのようである。深夜に発生したのでセンターに常駐していた社員も限られた人員であり動きが鈍かった点はあるかもしれないが、社長や総務省にも速やかに報告が挙がっていた点は評価できる。
今回の障害の返金額については賛否両論あるが、おそらくKDDIとしては更なる補償額の上積みも出来たはずであるが業績への影響を問題視する株主への配慮、あるいは他社が同様の障害を起こした場合の前例になるという点を考えればこれぐらいに抑えておく必要があった可能性が高い。そして既に解約した人にはどのように返金するのか、振込なのかクオカードなのか、その辺についても今後の詳細な説明が求められるだろう。