平成の空気凝縮でネット話題「さん・あぴお」実際に行ってみた

平成の空気を凝縮した商業施設が茨城県土浦市にあるという事で、実際に行ってみました。さん・あぴおという名前です。

バブル期を彷彿とさせる建物で、この手の施設は全国的に軒並み撤退が相次いでいますが、この店舗は元気に営業しています。100均やマック、エコス、ウエルシアなどが入居しています。

入店前から色んな平成の空気を感じますが、入店して「アルコール消毒」とかいうのを見ると令和を感じますね。自販機は全て現金オンリーで、電子マネーに対応したものは一切ありません。

かなり古い電話ボックスや、一階の中央部分に椅子と机を置いただけという平成初期に良くあったやり方がそのまま残されています。

2階建てになっていますが、2階は空きテナントが目立ち電気を消して完全に営業していない空間も存在します。モール業界では階が上がるほど客数が減るというのは良く言われている話ですね。

柱やガラスの大きさを見ると「立派な建物作ったぜ」というバブル感を強く感じます。節電対応なのか一部のエスカレーターは停止していました。屋上駐車場は以前はあったようですが現在は閉鎖されています。

ゲーセンは無人運営となっており、トラブル時のみ対応で商品の置き直し等は一切しないというルールになっています。UFOキャッチャーの本体部分がピカピカ光るのも今は光らないので、その点で古い筐体目当てにプレイしに来る人も多いようです。ある意味古い筐体の方がシンプルで当たりやすいかもしれません。最新の綺麗なモールは疲れるという人はぜひ行ってみて下さい。