山口県警・福岡県警で反則金返還 過ちを認め謝罪できる県警は貴重

山口県警・福岡県警で分かりにくい一時停止で検挙していたとして、当該現場において反則切符を切られた人に対して違反を取り消し反則金を返還すると発表した。巷では良く「点数を引かれる」と言っているが厳密には違反点数を加算する形となっており、このような誤った検挙の場合に違反の取消が必要なので違反加算形式にしているのだろう。
全国にこのような分かりづらい一時停止はごまんとあるのではないだろうか。そしてそこで取り締まらない県警もいれば、まるでクモの巣に掛かる獲物を待ち構えているような形ですぐに検挙するような県警も存在する。
警察は民間のように売上を求める必要がなく売上ゼロでも成り立つ組織なのに、昭和や平成時代は取締り一辺倒として取締りの数だけを追い求める異常な文化が蔓延していた。おそらく国のトップ等がそのように指示を出したのだろうが、その時のトップの判断は間違っているとしか言いようがないだろう。行政は「当時の担当者がそのように判断した」「既に退職しているので知らない」と言い張る人が多いが、それは民間では通用しない話である。なぜなら取締り一辺倒はドライバーを苦しめるだけで車を所有する人が減少し全員が電車に乗る事になれば車市場は崩壊し車は売れなくなりガソリンやタイヤ・オイルも売れなくなり結果として国の税収に多大な影響を及ぼすのである。警察の取締りに遭ったからその街には住まないとか政府の言う事なんて聞かないと思う人も多いだろう。最近では取締り一辺倒ではなく標識を変えたり信号機を変えたり違反を未然に防ぐ部分を重視する良い風潮に変わり不必要な規制は排除し流れの良い所では制限速度を緩和する県警も出てきている。
警察は地域の治安や安全を守る組織であり、交通違反だけを取り締まる組織ではないはずだ。違反は違反と言い張るが、同じ違反でも飲酒運転や過積載・暴走族を放置し、一方でそれよりも遥かに罪が軽い一時停止スポットで一般人を捕獲する手法は果たして正しいのだろうか。公共交通機関だからと言ってタクシーやバスの違反を見逃したり、光電管取締りでサイン会場に大型車が入れないからと言って大型車を見逃すのは公平な運用なのだろうか。同じ人的リソースを割くなら飲酒取締りの方が事故防止に直結し効率的であるのは言うまでもない。警察官も一人の人間なのであれば、市民の反発を買う一般人に対しての過度な取締り活動等は控え市民に寄り添い平和で過ごしやすい街作りに注力してもらいたいものである。