東海オンエア、著作権違反で動画削除 児童書パロディで出版社指摘

東海オンエアが「ぐりとぐら」のパロディー動画を配信したとして、出版社から著作権違反の指摘を受けて動画が削除された。

読み聞かせ動画は既に著作権違反の対象になるので控えている人も多いと思うが、その絵本やストーリーを彷彿とさせる寸劇のような展開に対しても削除対象になるという新たな判断が出てきたと言えるだろう。このような違反は星の数ほどあると言っても過言では無いが、ユーチューブ界隈で五本の指に入る有名なチャンネルで、かつ明らかな営利目的であるという事で出版社も動いたのだろう。読み聞かせ以外にも原作のパロディ、あるいは原作を彷彿とさせる内容に関してもアウトと思っておいた方が良いだろう。
ユーチューブに関しては著作権等の教育は殆ど受けておらず、素人があれよあれよという間に登録者100万人のチャンネルまで成長する事もあり、本人は大きくなったとしても「素人ですから」と言うのだろうが、事務所に所属している人はもはやプロであり、素人とは言えないだろう。小学校や中学校の授業で著作権違反に関して「本のコピーは辞めましょう」程度しか教わらない訳で、ゆえに日本人の著作権意識は極めて低いという事でこれは政治の責任であり、もっと言えば義務教育において必要な教育を怠ってきた内閣総理大臣の責任である。事務所があるにも関わらず正式な許可を取っていなかった事でこうした顛末を迎えた可能性も高く、少なくとも事前に話を通していれば済んでいた問題である。
サムネ画像にコンビニ大手のロゴを使って商品紹介という事で宣伝している人も多いが、あくまでもコンビニ本部が黙認しているだけに過ぎず本来は権利違反である。主に解説系動画に多いが、サイトから無断で画像や写真を取ってくるのもフリー素材で無ければ許可が必要である。ゲーム実況も運営の許可を得ていない場合はアウトである。ファミマの入店音も松下が権利を保有しており、営利目的での使用は許可が必要だ。ネットでは「それ以外にも違反している人はいるだろう。テレビ番組の無断アップはどうなのか」と思っている人も多いだろうが、特に児童や子供を相手にしたキャラクターおよび絵本・児童書に関しては著作権違反の中でもかなり厳しく取締りが行われているので、ユーチューバーとしてもこれらの題材を直接的・間接的問わず扱う際は事前に許可を取る、許可が取れない場合は絶対に取り上げないように気をつけてもらいたい。