コンビニ弁当「上げ底」は景表法の有利誤認に当たる?消費者庁に聞いてみた

コンビニ弁当等において、容器を上げ底にしてご飯や具材等の容量を減らし、パッケージを開けて食べ終わってからそれに気付く事が多いが、これは違法にならないのか消費者庁に聞いてみた。
結論から言うと「コンビニ各社も燃料費高騰等で経営が苦しい部分は理解出来る。一方、この場で違法かどうかを断定する事は難しいが、例えばご飯が何グラム、具材が何グラムと書いてあってそれを下回っている場合は問題であるが、単純に弁当一個としか書いていない場合であれば問題にはならない」という事であった。そこで、角度を変えてパッケージを開けて食べないと量が減った事が分からない点は問題では無いかと問うた所、「それは景表法の誇大表示に当たる可能性も否定はできない。具体的にどのチェーンのどの弁当なのか、写真等を添えて消費者庁の景表法被疑情報提供フォームから送信して欲しい。フィードバックは無いが、消費者庁が調べる事になる」「コンビニ本部の問合せ窓口に”こういうやり方をしているのは良いのか”と聞いてみるのも一つの方法だ」という回答であった。
コンビニ各社も燃料費高騰等に見舞われているのは事実であるが、それを転嫁する方法は値上げか量を減らすしかない訳で、値上げができないとなれば量を減らすしかない。よってそれ自体が問題なのでは無く、客に無断で勝手に量を減らし、減らしたならパッケージも小さくすれば良いのに従来のパッケージのまま底を上げて上から見るとまるで従来と量が変わらないように見せているのが問題であり、パッケージの栄養ラベルの部分にでも一言「前週比10%減少させて頂きました」「来週分から減らさせて頂きます」とか公式サイトの商品ページにその旨を一言記載するだけでも印象は大きく変わるはずであるが、それをしていないので上げ底等として叩かれるのである。加盟店に対してブランドイメージの維持を求める割に本部自身がこのような事をやっていては短期的に見ればそれでいいかもしれないがその客は二度とそのチェーンで買い物しなくなる可能性もあり中長期的なブランドイメージに影響を及ぼすのは事実であろう。コンビニ本部の今後の改善に期待したい所である。