埼玉県「加須うどん」埼玉は消費量2位、関東”うどん県”標榜なるか

うどん県と言えば香川県であり、一時期県公式でも大々的にキャンペーンが展開されたが、埼玉県もうどん県を標榜している。首都圏の中でも雨が少なく温暖な気候と言われているが、その中の一つ「子亀」という店で加須うどんを食べてみた。

ざるうどん大盛り(750円)である。かなりキラキラしている。讃岐うどんとは異なり、席に着席して店員を呼んで注文する形である。高いと思う人もいるかもしれないが、関東のうどん屋はどこもこれぐらいの価格帯で最低でも500~600円ぐらい出さないと食べれない。関東ではノーマルのまま食べる人は少ないようで、あれこれとオプションを足す人が多いようである。香川県で「安くしろ、早くしろ」という客の要求で生まれたのが讃岐うどんのセルフ式であり、関東の人は平気で1時間でも2時間でも待つ点で有人店舗が多いのだろう。

実際に食べてみると、麺は少し細めでありながらもコシは出ていると感じた。締めもゆるめでにゅるっとした食感になっている。讃岐うどんはしっかりガッチリ締めて食感も固めでありながらもまるで飲み物のように喉に飲み込まれていくので不思議な食感である。讃岐うどんが流行っている理由はその美味しさのみならず、完全セルフにする事で圧倒的な低価格(昔は1玉100円が当たり前、現在は200~300円)を実現し、回転率を上げる事で後ろの客を待たせず、県民の昼食になっているのは大いなる事実である。埼玉県も香川に遠慮して大々的な宣伝等は特に打っておらず地域の中の店舗同士で盛り上げようという動きに留まっているようだ。香川県に売り込んでもライバル視せず「それはそれでええんとちゃう?」みたいな感じでタッグを組む事もありうるかもしれないが、埼玉県がどういうプロモーションを打つのか期待したい。