JR四国に限らず他の鉄道会社でもワンマン運転が増えてきているが、ワンマンとは、車両に運転士1人のみが乗務しその運転士が改札業務を行う事である。無人駅が多い路線にはそもそも改札が無いので、運転士が改札代わりになるしかないのである。ワンマン=1両が通例だが、必ずしも1両とは限らず2両の場合もある。
JR四国のワンマン路線として有名なのは高徳線である。左に停車しているのがワンマン列車(1両編成)である。栗林公園北口駅に掲示が出ていたが、上の掲示の通り、乗る時は後ろから乗って整理券を取り、降りる時は前から降りるスタイルである。そして降りる時に運転士に乗車券、整理券+現金、あるいは定期券、企画乗車券等の有効な乗車券類を提示すれば降りる事が出来る。いわばバスと同じと思ってもらえば良いだろう。
こちらは栗林公園北口駅の風景である。本当にホームだけが存在している感じであるが、都会では見られない風景で斬新であり線路は綺麗に維持されていた。単線で1時間に1本しか走らないがゆえにワンマンなのだろう。10両や12両が当たり前の都心から来た人はワンマン列車にビックリすると言われているが、興味のある人は四国の列車に乗ってみるのも良いのかもしれない。
