名古屋駅前に野菜畑、河村市長「スイカ植えたら最高」容認でマスコミ仰天

名古屋駅近くに野菜畑が出来ているとマスコミ報道し、マスコミがその道路の管理者である河村市長に意見を聞いた所、「なにが法律どうこうだ。歩道は市民のもの。なんでいかんの?トマトも旨いという事になればいい。名古屋中の歩道がトマトになれば楽しいでしょ。スイカも植えたら最高だ」と発言し、その後撤去しろという看板が「ご連絡下さい」に差し替わる騒動があった。ネットでは「一個許したらあれもこれもとなるがいいのか」「交通の支障になっていない」「人情ある所が面白い」「雑草生えたりポイ捨てされるより良い」「景観的にも良い」「申請出して許可する仕組みを作るべき」「菜園得意な人に任せたら色鮮やかになるかも」「その人が責任持って緑化管理するなら問題無い」「権限の素晴らしい使い方」「マイナスイメージを埋めた」「相変わらず破天荒」「斜め上の思考回路」「変な人だけど好き」「寛容さに感動」「野菜ならかじれるね」等あるが、概ね賛成意見が多いようである。こういう問題を笑って容認するのは全国でもこの人ぐらいであり、他の都市なら絶対にダメと言われるパターンである。民間は社長に反論したりもできるが、公務員の上下関係は厳しく市長や知事がそう言えば色々思う所があったとしても全員従うしかないのである。

名古屋市の看板は「道交法に違反するから撤去しろ」と書いてあるが、今回の畑を違法工作物として76条や82条あたりを見て禁止と言ったのだろう。
第七十六条 3 何人も、交通の妨害となるような方法で物件をみだりに道路に置いてはならない。
第八十二条 警察署長は、沿道の土地に設置されている工作物等が道路における交通の危険を生じさせ、又は著しく交通の妨害となるおそれがあるときは、当該工作物等の占有者等に対し、当該工作物等の除去その他当該工作物等について道路における交通の危険を防止し、又は交通の円滑を図るため必要な措置をとることを命ずることができる。
しかし、今回のケースでは植樹帯の範囲の中に収まっており何ら工作物等を設置せず、むしろ雑草を抜き取り市の美観に貢献し、野菜を植えているだけであり、それを売ったりしている訳でもないようだ。そして交通の邪魔になっている訳でもない。よって道交法よりもむしろ道路法の占有許可のロジックで「きちんと許可を取ってね」と言った方がいいのではないだろうか。今回は管理者が認めたのでお咎め無しという事であるが、本来行政の土地においてそのような行為等を行う場合は行政の許可が必要になるので知らなかった人は覚えておくと良いだろう。