さんぽセル3300台配布先募集 総理・文科相追加は教育への意識問う踏み絵

近年話題を集めている「さんぽセル」について、寄付で集めた3300台の配布先を募集している。その対象として内閣総理大臣・文科相・全国の市長・全国の校長を挙げた。校長は良くある所だが、面白いのは対象として総理大臣と文科相を加えている所である。運営で勝手に決めて配るのかと思いきや配布先を募集するあたりやり方としては皮肉が効いていて面白い所である。

総理が応募したとして何台もらえるか分からないが、仮に数千台もらった所で使い道に困るので適当に全国の学校に配分するのは言うまでも無いだろう。これはつまり「子ども達のランドセルが重いのを分かっていますか?課題を解決する気がありますか?」というのをダイレクトに問うている事に等しいのである。文科相に対しても「教育に関する課題に対して知らないフリをするのですか?あなたの管轄ですよ?」と問うているに違いない。すなわちこれに応募しなければそういう気は無いとむこうは捉えるはずであり、また何らかのメッセージを仕掛けてくる可能性は高い。
一方、総理としても特定の団体に対して何らかのメッセージを表明したり肩入れをするというのがなかなか難しいという事であれば、相手が主張する「教科書の重さを半分にする」を飲むか、あるいは逆にランドセルの負担等を軽減する製品等を募集するコンテスト等を開きそれに対して内閣総理大臣賞を授与するというやり方も一つあるだろう。現在のところ総理も大臣もダンマリを決め込んでいるが、このままだとネット民が大きな塊になり総理側に火が付きかねない訳で炎上を嫌う岸田政権であれば早急に何らかの対応をされる事を期待したい。