政府、GOTO再開検討 総理「経済回したい」思惑も”旅割”等の名称変更必至

政府が7月中にもGOTOの再開を検討していると報道があった。6月に前倒しという一部報道もある。全国的に感染の報道が少なくなり、都の感染者も少なくなってきている事から総合的に判断したのだろう。それにしてもマスコミも岸田政権になってからコロッと感染症の報道をしなくなったように思える。どちらにせよタイミング的にも東京都が都民割再開を発表した点が大きいだろう。
一つ気になるのが夏休み等の繁忙期は割引適用しないと言っていたが、仮に7月に再開した場合に1ヶ月足らずで終わるのかという部分であろう。夏休みは一旦休止して秋から再開して予算が終わり次第終了の可能性もあるが、その辺が全く分からないので何とも言えないという部分はある。
そして名称についても変更する可能性が高いようだ。GOTOというだけで行け行けという感じで悪いイメージが付いているので、旅割とか旅行割とか元気割とか政府割、観光割、国民割、地域割あたりに名称を変更する可能性がある。なんちゃらトラベルというように英語の動詞を使うのも炎上する可能性があるのでやめたほうがいいだろう。GOTOと県民割は併用できるので、それの説明も考えれば○○割で揃えてくれた方が説明しやすく助かるというのが宿泊事業者や旅行会社等の本音であろう。
今日の国会でも所得倍増プランについて「中間層の皆さんにお金を動かして頂こうという趣旨だ」「そして経済を回して頂く」と説明していた。これはGOTOにも同じ事が言える訳で、お金のある人がお金を使う、比較的所得に余裕がある都会の人が地方に出かけて地方が活性化し、ホテルのみならず飲食店や土産物業者、高速道路や新幹線・飛行機も活性化して日本の経済が盛り上がるという点ではGOTOは素晴らしい施策であり早期に再開してもらいたいものである。