家の前が線路、沿線住民「勝手踏切」危険で違法も鉄道会社黙認の現状

家の前が線路という住民は多いだろう。

例えばこちらは水郡線の様子であるが、単線で1時間に1本ぐらいしか走らない超ローカル路線である。線路の柵が全くなく、むしろガードレールが途中で途切れている区間があり、どうぞ通って下さいと言わんばかりの雰囲気を醸し出しながらもその割には「線路横断は危険です」の看板が設置されている。確かにこの場所の場合は踏切が遠いので横切りたくなる気持ちも分からないではない。鉄道会社が本気でカネを掛ければ柵を設置したりガードレールを伸ばしたりという事は可能であるが、あえてしていないというのはその路線が既に赤字路線であったり鉄道は地域と共にあるべきであり地域住民の反感を買えばただでさえ乗ってくれない路線がさらに乗ってくれなくなり大赤字になるという観点も含めて表向きは危険と言いつつも半分黙認しているような状況なのだろう。
鉄道事業者が設置した訳ではない踏切を渡る行為は鉄道営業法違反にあたるが、あくまでもそれで事故を起こしたりあるいは鉄道会社が告発しない限り成立しない。単線で1時間に1本であれば上り下りを加味すれば列車が来る確率は30分に1本である。田舎や地方ほど勝手踏切が多いのはこれが理由であるが、列車と接触した場合最悪命に関わる危険性もあるので必ず正規の踏切を使うようにしてもらいたい。