GIGAスクールの低すぎる標準仕様スペックに唖然 Surface導入すべき

一人一台端末と称して全国の小中学校に2in1タブレットが配布されているが、そのスペックはかなり低い。なぜなら公立学校は一台あたりの価格上限がありメーカーはその範囲内でしかPCを作る事が出来ないからだ。私立学校向けは価格制限が無いのでSurfaceを導入している学校が殆どであろう。

例えばCPUの標準仕様も笑ってしまうぐらいであるが、2016年8月以降に製品化されたCeleron同等以上なら何でも良いらしい。Celeron同等以上についての具体的な定義を聞きたい所であるが周波数やコア数の規定も無い。ぶっちゃけ言えば3855U(2C/2T/1.8GHz)でもこの要件を満たしている事になる。現在流通しているN4200は4C/4T/1.1-2.5GHzであるが、周波数の低さをコア数で補っているだけに過ぎずスマホに比べればかなり低く文鎮と言っても過言では無いスペックである。当方もこれぐらいのスペックの2in1を持っているが、ペイントやブラウザ程度で割り切って使っているから良いものの、子供達が教室で教育用ソフトを開いたり動画編集しようとすればフリーズしたりカクついたりする原因になるのは明らかである。一方Surfaceはi3 10100Y 2C/4T/1.3-3.9GHzであり、ブースト周波数が高いので負荷の高い処理を掛けても落ちずに最後まで動作するはずである。
そしてストレージも64GBなら何でも良いらしいが、タブレットの多くに採用されているeMMCは単なるフラッシュメモリでコスパに優れるが、読み書き速度が非常に遅い。いわば内部にmicroSDを仕込んでそれをストレージにしているような物であり、これがネックになって速度低下を引き起こしている側面も否めない。SurfaceにもeMMCモデルはあるが、基本SSDを推奨しているようでありこちらにした方がかなり高速になる。皆さんが持っているスマホもSSDと同等の速度のストレージが入っている訳で例えば入力してもストレージが遅ければファイルが読めず結果的に出力にも時間が掛かるわけで高速なストレージにする事は非常に重要なのである。CrystalDiskMarkのSeq Read 400MB/s以上とか具体的な数値を定めるべきである。
メモリは多ければ多いほど良いが、多く積むと価格が上がる原因になるので実際に立ち上げるソフト等を見た上でメモリ使用量に見合ったメモリを積むべきであろう。メモリもDDR2とか3とかある訳で、このままだとDDR2でも仕様を満たしている事になるのでDDR3以上とすべきである。
重さについて標準仕様では1.5kgと定めているが、おそらくキーボード込みでの重量だろう。出回っている端末の多くは1kg近辺が多いようであるが、Surfaceはキーボード込みでも800gという更に軽量を達成している。これだけのスペックを積んで更に軽いのだから満点としか言いようが無いだろう。その分価格は2倍以上に膨れあがるが、子どもたちが最初に触るパソコンなのだからスマホと同じぐらいサクサク動きフリーズしたり落ちたりせず操作に関して不満を持たず長期間快適に使えてなるべく良い物を持たせてあげたいのがPCオタクの思う所であろう。画面については規定がないが、目に優しいIPSモデルとか解像度の指定も入れた方がいいのではないだろうか。このスペックを定めた文科省の役人は殆どパソコンについて理解していない可能性が高く、最低でもパソコン自作経験のある人が見ればこの要件はザルすぎて本当に実態に即しているのかと突っ込みたくなる部分が満載であり詳しい人にスペックを定めてもらうべきである。とにかく安くとか動けば何でも良いだろ感が非常にプンプンする訳で原資は税金なので贅沢な商品を買うのはどうなのかという意見もあるかもしれないが、一生パソコンを使う今の世の中でパソコンに嫌な思いを持たれてしまったらパソコン好きとしても悲しい所であり、それがスペックというカネで解決する問題であるならば尚更の事である。岸田総理もGIGAスクールの標準仕様端末上でワードやエクセルを立ち上げたり教育ソフトを実際に操作してサクサクでは無いと感じるならばスペックを上げるよう指示を出してもらいたい物である。