最近はセブンの商品力が落ちている一方、ファミマやローソンの商品力が非常に上がっていると感じる。それは売上の数字にも如実に出ている訳であるが、やはりバックに商社がいるだけあってこの燃料高や電気代高騰でも影響を受けにくい上に原材料確保でも有利なのだろう。
ローソンの「これがチキンカレー」税込599円である。ファミマは「ファミマ・ザ」シリーズを展開しているが、どちらが先なのかは知らないが「これが」を英訳すると「ザ」になるのだろう。
コクや濃厚さは抜群であり、帝国ホテルのカレーに寄せているような気がする。都内でこれで1000円と言われても出す人は多いに違いない。そしてお口直しに最近流行のプレミアムエッグ生カスタードシュークリームを買ってみた。価格は税込156円。
価格は少し高めであるが、実際に食べてみるとかなり濃厚なカスタードやクリームが出てきて専門店にも負けない味であると感じた。店はただ本部の商品を売っているだけであり店単体での創意工夫は極めて難しいので、コンビニが存続できるかは消費者の支持を得られる中食商品を作れるかに懸かっていると言っても過言では無いだろう。
