YouTube「読み聞かせ」動画は違法?著作権違反に注意 事前に出版社等に確認を

YouTube界隈において、睡眠促進等の効力を謳い女性等が読み聞かせをする動画が近年増えてきている。その実態はその名の通り絵本の本文を朗読するだけであり本人は著作権違反の実態が薄いと思われるが、ある日突然削除されたりするケースも多いのである。

著作権法では、著作物を利用する場合には原則著作者の許可が必要であるが、例外として図書館・学校での利用・非営利目的・所定の要件に当てはまる引用等の場合には著作者の許可無く利用できる事を定めている。しかしYouTubeの場合は例え非営利だと言っても最終的には営利目的で参加する人が多いのでこの例外に当てはまらず違法になる可能性が高い。個別の設定がどうこうというよりはプラットフォーム全体で見る傾向が強いようだ。
ただし全く読み聞かせをするなと言っている訳ではなくあくまで法を守りましょうというのがここでの趣旨である。どうしてもYouTuberで読み聞かせをしたい場合は、青空文庫等の著作権が消滅した作品であれば著作権に抵触しないので堂々と読み聞かせを行う事が可能だ。著作権は作者没後70年で自動的に消滅するが、それを一々調べるのが面倒なので消滅した作品だけを並べている文庫である。図書館で借りてきた本を朗読等の場合は、絵を見せている訳ではないとか引用だとか本文を喋っているだけだとしても著作権違反になる可能性が高いので動画制作者等は十分に注意してもらいたい。