首都高の「ETC専用化」が徐々に始まっている。首都高のような料金所のスペースが殆ど確保できない高速道路こそETC専用化をバンバン進めるべきであり、首都高がやらない限りネクスコも重い腰を上げないだろう。全ての料金所がETC専用になれば理論上は全ての料金所を無人に出来る訳で、感染症対策は勿論であるが、何かあったらインターホンで対応とか後日電話して対応とかできる訳で係員が料金所に常駐する必要が無く、最終的には本線料金所廃止も視野に入れる事が出来るのである。誤って入った場合はインターホンを押して係員の指示に従い、料金所サイドに設置してあるコンビニ振込用紙で入金するようである。首都高の現金車は車種ごとの統一料金なので専用化しても混乱が少ないのは事実である。
加平入口のあたりを偶然通ったが、これでもかというぐらい多数の紫色の看板が設置されており、これで間違って入る人は殆どいないと断言できるだろう。出口の一時停止の看板もこれぐらい目立つようにしてくれませんかね、と思うぐらいであるが。心なしかETC専用になって首都高のマナーも少しずつ向上してきたように感じる訳で、全料金所の早急なETC専用化に向けて取り組んでもらいたいものである。
