茨城県「ぴかっとわたるくん」信号無い横断歩道設置で安全寄与 全国展開すべき


茨城県、愛知県、兵庫県、沖縄県等で「ぴかっとわたるくん」の設置が進んでいる。現在、関東で大々的に設置を公言しているのは茨城だけであろう。この装置は歩行者がボタンを押す事で車両等に光を点滅させて一時停止を促す仕組みであり、信号を設置するよりも遥かに低コストで運用可能だ。実際に茨城県土浦市の設置場所に行ってみた。夜10時で雨といういかにも事故が起きやすいシチュエーションだが、どのようになるのだろうか。

一見普通の横断歩道だが、「点滅時注意」としてソーラーパネルが付いている。そして茨城としては珍しく横断歩道が完璧に舗装されている。ソーラーパネルで昼間充電する事により電柱等の工事が不要になり低コストかつ24時間無人で運用可能だ。本来はこれが基本のようであるが、オプションでフラッシュの追加も可能でありこの現場はオプションも購入したのだろう。

近くには繁華街があり車の通りも多い場所で過去に事故も起きたようであるが、様々な事情で信号機を設置できないのだろう。前後との間隔や300万円を超えるとされる設置費用がネックとなっているようである。柱に付いているボタンを押すと、右写真のように黄色いフラッシュが30秒程度点滅する。私も一回渡ってみたが、地方にしては珍しく車が止まってくれた。やはり効果はあるようだ。

「これは信号機ではありません」という但し書きもしっかり付いている。信号機ではないので止まってくれるかどうかは保証しないという事なのだろう。

こんな感じで交互に点滅するので遠方からも非常に分かり易い。都市部では物陰に隠れたり重箱の隅を突くような横断歩行者等妨害等の取締りが非常に盛んに行われているが、取り締まる前に警察はやる事をやったのかという話であり、あくまでも取締りは最終手段であり免許に傷を付ける訳だから交通事故に直結するような非常に危険な運転をする人に対してのみ取締りをすべきである。捕まりたくて捕まる人は居ない訳で厳重注意や長距離の追尾等を行った上でそれでも違反を継続する人のみ取締を行う等に運用を変更すべきである。この横断歩行者等妨害等にあたっては車が悪いとか歩行者もどうなんだとか賛否両論でいつも炎上するが、このような装置があれば歩行者も鮮明に渡る意志を宣言でき後続車も安全に止まる事ができる。一日数時間で数台を捕獲するような取締りをしたから一時停止率が上がるとも限らず、止まって欲しければ車に止まって貰える啓発等の工夫を最大限すべきであろう。栃木みたいにロールパンを配るのも良い取り組みであろう。警察庁は信号の無い横断歩道及び信号設置の要望が出ている横断歩道等に対してこの装置を積極的に設置していくよう通知を出してもらいたいものである。