コンビニコーヒー逮捕で男が示した「Sの方がコスパ良い」も実は赤字な件

福岡県のファミマでSサイズに対してMを注いだ疑いで逮捕された男だが、これを報道したマスコミによりSサイズが180cc、Mサイズが250ccと報道された。おそらくこれは理論値で一杯ごとに多少の誤差はあるが、それを価格に当てはめるとコスパは以下のようになる。
Sサイズ:1.8cc/円
Mサイズ:1.66cc/円
という訳で、Mサイズの方が微妙にコスパが悪いという事になる。が、本当かどうか確かめるために実際に買ってみた。

高級タニタ製はかりを用意した。このはかりを使えば狂っていると言われる事はまず無いだろう。そしてカップと蓋込みで計測すると169gだった。

そして全部飲み干し、蓋とカップだけの状態で計測すると14gであった。つまり差し引くとブレンドSの容量は155g(155cc)という事になり、報道と大きく異なる。仮に155gであった場合、1.55cc/円となり、Mサイズの方がコスパが高いという事になる。こちらは50Hzのマシンで抽出したが、50Hz地域と60Hz地域で微妙に量の違いがあるのかもしれない。
この価格設定はコンビニコーヒーが大手三社で一斉に出てきた10年前からあまり変わっていないように思うが、本来Sサイズは110円ぐらい取らなければいけない所、「Sは100円で客寄せする」という大きな方針があるがために赤字覚悟で100円で提供しているのである。コンビニはどこに行っても一番安いコーヒーが100円になっているのはそういう事なのである。仮に110円にしたとして朝ラッシュで釣銭のやりとりが面倒というオペレーション面にも配慮したのだろう。
なので、仮に180gの商品が存在するとすればSを2杯買った方が客としてのコスパは良いかもしれないが、店の経営は悪くなるという事になるので、店の為を思うのであれば大きなサイズを買ってあげた方がいいだろう。