千葉県「止まってくれたらお辞儀」で賛否両論 法律じゃなく概念では?

千葉県において小学生に対して「自動車が止まってくれたらお辞儀しようね」と指導していたというニュースが炎上している。これもいつもの自動車を運転した事のある人vs無い人パターンであり、やれ法律が~とかやれ歩行者妨害が~とかを持ち出す人が出てくるので火が付くのである。以前の1kmオーバーでも取締りと同じパターンである。
運転する人の立場からすれば横断歩道に人が居たら止まるというのは覚えていてもそれを実際現場で実践するのはかなり難しい。後続車がいたら追突されるのではないかとかブレーキを踏んでも急に止まれないので頭の中で様々な計算が必要であり、脳のリソースをかなり使うのである。なので法律を守ってくれてありがとう、ではなく運転手の頭のエネルギーを使ってくれてありがとう、と解釈するのが自然であろう。簡単に例えると「電車でGO」においてホームに列車を規定位置内にピタリと止めるぐらい難しい。法律が~という人に向けて言いたいが、決して歩行者妨害を奨励している訳ではないがそれではその文句を言う人は一日8時間、週40時間労働を厳守しているのかと言いたい所であり、その時間を超過していたら労基法違反になる訳で、そういう点では厳密に全ての法律を守る事は極めて難しい事がご理解頂けるだろう。
もっと言えば歩行者妨害の規定は事故防止の為に作られている訳であるが、事故を未然に防いでくれてありがとうという読み方もできる。ネット上では「ありがとうと言われて嫌になる人は居ない」とか「子どもがペコりってするのは良い事だ」という概念としての「ありがとう」を伝えようとしているという解釈がしっくり来る所であり、法律が~とか歩行者妨害が~とかを持ち出すので話がややこしくなり炎上する訳で、交通弱者と言われる歩行者を守ってくれてありがとうと額面通り受け取るのが自然であると言えるだろう。