歯医者で歯の写真を撮るのはなぜ?トラブル防止の側面も 義務化すべき

歯医者で歯の写真を撮られる機会が多くなりました。ペンのような細いカメラで治療前、治療中、治療後を撮影される事が多いですね。医者の殆どは「治療の保存目的」と言っていますが、それ以外にも大きな目的が存在します。
それは「トラブル防止の為」ですね。歯医者で行う治療は時間が経つと過去に治療した部分が痛んできたり、あるいは引っ越して他県に行った時に他県で過去の歯医者の治療部分について指摘される事があります。また患者と言い合いになりやった・やらない、言った・言わないの水掛け論になる事もあります。その際にカルテやレントゲンのみでは分かりづらい部分を写真が補完するのです。
もっと厄介なのは引っ越した時等に他県の医院が「過去の歯医者の治療部分に医療ミスがあるのではないか」と指摘してくる場合です。例えば治療器具を中に埋め込んだまま放置していた等ですね。そんな事を患者に言われても困りますが、患者側としてはとりあえず過去の歯医者に問合せする事しかできません。その際には患者はどうにも出来ず歯医者同士でやりとりすることになりますが、その際に写真があると分かりやすくなるという側面があるのです。
撮られたくない人はその旨を言えば拒否も出来るようですが、基本的には5年後・10年後になって役立つ事があるので残せるデータは残しておいた方がいいでしょう。歯医者は結構流れで客の歯に穴を開けたりしますが、穴を開けた歯は一生元には戻りません。それが虫歯治療における標準治療であると国が定義しているので国の責任でもありますが。これらを踏まえ、厚労省は保険治療の範囲を拡大し多くの選択肢を与えると共に、歯医者の保険治療の際には治療経過を写真撮影すべきと義務化すべきでしょう。