菅前総理、ホリエモン・ひろゆき対談で醸し出す存在感 実行した施策列挙

菅前総理が、ネット上の人気者ホリエモンやひろゆきと相次いで対談している。岸田総理がウクライナ情勢を受けて何も発言できない中、総理では無くなったので動きやすいというのもあるだろう。ホリエモンとは建設的に対談していたが、ひろゆきとは比較的喧嘩腰にやり合っていたのが対照的であった。このようなネット上の奇人変人達を賛成に巻き込むのも政治家の腕の見せ所なのだろう。さて、自民党の番組でもあまり述べられていないが、菅前総理が実行した施策はワクチン100万回や処理水海洋放出が有名であるが、それ以外にも細かい指示を多数出している。

官房長官時代も含めれば上の図の通りであろう。かいつまんで一部を解説する。
・煽り運転厳罰化
即免許取消というものすごい法律だが、こういうのを考えそうなのは明らかに菅前総理であろう。
・携行缶給油規制
京アニ事件を受けて携行缶に給油できるのは10ℓまで、身分証提示を条件とした。現場にとっては仕事が増えたとか色々言われているが、これによって多くの犯罪を未然に防いでいるのは確かなのである。
・高速120km/h
これまで静岡等で実施されていたが、関東に片側3車線の高速がたくさんあるのだからやるべきだと言った所常磐道・東関道・東北道等が新たに追加された。
・免許更新オンライン化
感染症の現代において会議室に人を集めるスタイルは古いという事で、免許更新(ゴールド)オンライン化・学科講習オンライン化が既に開始されている。逆に言えば今まで学科講習のオンライン化は許可されていなかったのである。こちらも当方が記事にした内容が実現しマスコミも後追い報道していたが、当時は福島県の県民の意見に載っている程度でしかなかった。
・SIMフリー義務化
これまで千円払えば解除とかややこしい遠回しな規定ばかり作っていたが、最後になってようやく条件を付けずにロックを解除した状態で販売する事が義務化された。つまりau端末を買ってすぐに楽天のSIMを刺す事もできるという事だ。
・高速値上げ
高速道路の渋滞緩和について、車線を増やすのがハード的に難しい場所は料金値上げで対応したようだ。
・本線料金所廃止
ネクスコ→首都高等、会社がまたがると存在する高速道路の本線料金所で高速を走る人であれば誰もがウザイと思う存在であるが、現金車サポートレーンを設置する事で廃止が決まった。今後5年程度掛けて段階的に実施していくようである。
・学校出欠連絡、手紙オンライン化
教員は朝になれば多数の出欠連絡を受ける事になるが、コミュニケーションアプリでやりとりすれば業務が大幅に軽減できると提案した所実行された。またランドセルや机の中でぐしゃぐしゃになり保護者に確実に伝わらない手紙等についてもアプリやPDF等でやりとりすべきと提案した所こちらも実行された。保護者からは「アプリで欠席連絡できて楽になった」等と概ね好評のようである。
・75歳以上2割負担
元々1割だったが、現役世代が高齢者を支えている構図を考えればいずれ破綻を迎えるのは言うまでもない。これにより現役世代の負担は720億軽減される。
・マイナンバーと免許の一体化
マイナンバーと保険証の一体化は既に議論していたが、免許と統合しないと意味が無いと提唱して実行された。意外と庶民からは免許番号が隠せるとして反応が良いようである。
・再エネ最優先
東北出身という事もあり、原発推進派の自民所属でありながら原発には厳しい姿勢で臨んできた。原発再稼働は賛否両論あるが、まずは浪江や楢葉を再建してから議論すべきであろう。
・首都圏ホームドア義務化
人身事故等が多い首都圏や都市部等において全駅全路線ホームドア義務化の指示が出たようである。またそれに伴い財源が足りない場合は10円等の範囲で薄く広く負担を求める事で運賃値上げが出来るようにした。
・自動車税、自賠責値下げ
普通車の自動車税が15%ほど減税された。自賠責も16%、6%と値下げされた。
・道路使用許可オンライン化
これまで道路使用許可は警察署に出向き書類を書いて提出する必要があったが、一部のプロセスがオンライン化され警察署に出向く回数が少なくなった。通行路線の明示が必要な特車申請のオンライン化も始まっている。

このように当たり前と思える内容が今まで長期間棚上げされ続け、菅政権でようやく実行されたという事で今までの政権がどれだけ仕事していなかったかを如実に示している事象であると言えるだろう。どちらの動画でも「再出馬しないのか」みたいな事を聞かれて否定しているが、現状の政権は国家の危機の前にありながらも何もしない姿勢を貫いている体たらくを見れば内に秘めている思いがあるのは事実だろう。炎上した「ガースーです」は封印したいようであるが、ネット民を中心に支持率を上げて再登板できるかどうかはネット民に掛かっていると言えるだろう。