コンビニ店員がATMの操作法を教えるのは銀行法違反 客自身で操作を!

コンビニにおいて客が「ATMの操作が分からない」と言ってくる場合がありますが、資格のない第三者が教える事は銀行法で禁止されています。

銀行法施行細則(一部省略) 第十三条の六の四 銀行は、預金又は資金の貸付けの業務に係る金銭の受入れ又は払出しに関する事務を第三者に委託する場合には、次の各号のいずれかの措置を講じなければならない。

二 当該銀行の使用に係る電子計算機と電気通信回線で接続された端末装置に顧客がカード等を利用し、又は顧客の使用に係る電子機器から電気通信回線を通じて当該銀行の使用に係る電子計算機に情報を送信し、及び不正アクセス行為の禁止等に関する法律第二条第二項に規定する識別符号を入力することにより預金又は資金の貸付けの業務に係る金銭の払出しを行う場合における次に掲げる全ての措置
イ 預金又は資金の貸付けの業務に係る金銭の払出しに関する事務に支障を及ぼすことがないよう的確、公正かつ効率的に遂行することができる能力を有する者に当該事務を委託するための措置
ロ 顧客に関する情報が漏えいしないための的確な措置
ハ 顧客が当該銀行と当該預金又は資金の貸付けの業務に係る金銭の払出しに関する事務の委託を受けた者その他の者を誤認することを防止するための適切な措置
ニ 預金又は資金の貸付けの業務に係る金銭の払出しに関する事務を委託した場合の当該事務の実施に関し、受託者との間で、それぞれの役割の分担の明確化を図るための措置
ホ 預金又は資金の貸付けの業務に係る金銭の払出しに関する事務の正確性を確保するための措置
ヘ カード等の処理に係る電子計算機及び端末装置又は顧客が送信する情報の処理に係る電子計算機及び電子機器が正当な権限を有しない者によつて作動させられたことにより顧客に損失が発生した場合において、銀行、受託者及び顧客の間での当該損失の分担の明確化を図るための措置
ト 預金又は資金の貸付けの業務に係る金銭の払出しの上限額の設定及び当該上限額を超えることを防止するための措置

例えば引出しとか預入れのボタン程度を教えるのであれば問題ないかもしれませんが、金額や振込先、あるいは口座等や実行ボタンを押させるよう指示するような内容はアウトになる可能性が高いでしょう。個人情報の問題もありますし、仮にそれがOKであれば悪意のある店員が悪用する事も理論上は可能になってしまいます。例えば違う所に振り込んでしまった等の何らかのトラブルがあった場合に指示した店員が責任を問われる事になります。店員あるいは第三者の客がATMで詐欺被害に遭おうとしていた客を止めたというニュースをよく見ますが、それは顧客の資金保全に役立つので問題ないでしょう。コンビニ本部や銀行側は近くて便利!とか言っていますが、「店員が操作を教える事は銀行法で禁止されていますのでご自身で操作下さい。操作が分からない場合は電話機を取ってください」というようにきちんと明記すべきでしょう。