爪楊枝大量投入被害受けた水戸のラーメン店、ネット民「検挙すべき」論調多数

マスコミ等が報じていた「爪楊枝を大量投入されたラーメン店」が茨城県水戸市にあるという事で、実際に行ってみた。

水戸市にある「いっけんめ」の茨大前店である。朝8時から「朝ラーメン」を出しているのがウリであり、税込350円で食べる事ができる。ただし朝時間帯は現金のみで、先払いというルールがある。先払いとはメニューを注文した時点で料金の支払を行うシステムであり、飲食店にしては珍しい。この店には「追加トッピング禁止」というルールもあり、犯人がトッピング単品を数分おきに繰返し注文する為に出来たルールであるが、そのルール制定後に禁止の旨を知らずに来店してトラブルになったというのが経緯のようである。しかし禁止の旨はメニュー表にも書いてあり知らないは通用しないだろう。150円の玉子掛けご飯とおそらく犯人も頼んだと言われる350円の醤油ラーメンを頼んでみた。半個室のようになっていて料理やお金のやり取りはカウンターを介して行われる。狭い店で駐車場はないが、付近に色んな駐車場があるのでそこを使うしかないだろう。犯人来店時は女性が出していたようであるが、今回は店長だかオーナーだかみたいな人に丁寧に接客して頂いた。

こちらが醤油ラーメンである。麺は少し固めであるがあっさり目であり、朝にちょうど良い味付けになっていて他の店が開いていない時間帯に350円で食べられると考えるとかなりコスパは高い。私は犯人とは違って残さず全部美味しく頂きました。そしてこちらがおそらく犯人が投入したであろうコショウや爪楊枝である。犯人は代金を支払った上でラーメンを手に取り、一口も食べずに調味料と爪楊枝を大量投入して出ていったとの事であるが、調味料・爪楊枝の大量投入は店員の食器洗いを妨害しその食器や調味料等を使用不能にさせた点で威力業務妨害・器物損壊にもなりかねない訳で模倣犯防止の為にもしょっ引いてもらいたいというのが多くのネット民の願いであろう。店舗としても爪楊枝等は申出制にするとか、カメラ監視中・不審行為は即通報の張り紙、入口の扉付近にセコムのステッカーを貼る等、防犯対策の強化をした方がいいのかもしれない。いくら仰々しい張り紙をしても普通の人は気にしない訳なので全く影響はないだろう。興味のある人はぜひ行ってみてもらいたい。