警察学校の不適格者を炙り出す”スパルタ教育”は旧態依然 是正すべき

警察官になりたい!という人も多いかもしれないが、民間のように面接してじゃあ明日から、という事にはならない。全寮制の警察学校で高卒なら10ヶ月(8ヶ月)、大卒なら6ヶ月みっちり研修を受け、署内で6ヶ月等の交番勤務等をやった上でようやく現場に出る事ができるのだ。民間の社員研修でも1週間泊まりとかはあるかもしれないが、8ヶ月近く全寮制であり、これが民間ならばありえないレベルと言っても過言ではないだろう。なぜこのような長期の教育が必要なのかよく分からないが、学生の意見を聞いて現代にそぐわないという事であれば総理等が訓練期間の短縮等を含めた是正を指示すべきであろう。なりたくても警察学校が嫌だから応募したくないとか体育会系の縦社会が嫌だからという人はかなりいるはずである。
学科で6割取れないと不合格になり途中で成績や態度が悪い者がいれば辞めさせるように追い込むいわゆる旧態依然的なスパルタ教育が当たり前の現場のようであるが、福岡県警ではカウンセリング等を実施して途中での離職者を激減させたという。「嫌なら辞めてもらっていい」と言っても、民間目線で言えばその人に対して途中まで教えてきたリソースを考えれば途中で辞められるとその分損になるという思考に切り替えるべきである。
また、サイバーに強い人募集というのもよく見かけるが、サイバー枠で入ったとしても警察学校に入校しなければならず免除される事は一切無い。コンピュータに強い人は運動は苦手であるが、剣道柔道や逮捕術の勉強をしなければならないのである。「警察なら誰であっても同じ技術を持っているのが当たり前」みたいな考えが根底にあるようだが、デスクワークでツイッターの不適切投稿を見つけて警告するような犯人と接する事のない仕事であればその辺も柔軟に解釈してもらいたい所であり、警察学校も時代に合わせた運用に変えていく必要があると言えるだろう。