ドコモ、iモードの歴史纏めた動画公開で号泣者続出 菅前政権への逆襲?

ドコモが「iモードを卒業します」等として卒業公演と題した動画を公開している。普通に終わりますだけ言って終わるのかと思いきや、「毎日開いてくれてありがとう」とかガラケーをぶん投げるシーンとか「センター問合せ中」「取得に失敗しました」とか、30代以降であればおそらく分かるであろうシーンが凝縮されている。ガラケーで音楽を作成したり、写真を撮ったり、320×240の動画を撮ったり、写真が送れるようになったり、見ていくごとに時代が進化していくのが分かる。主人公の女性は最後にスマホに機種変し、ガラケーは「ありがとう」と表示して画面が消える。まさに日本における携帯の歴史とはiモードの歴史そのものなのであり、iモード抜きで語る事はできない。技術屋は技術の話をしたいだろうに、OSとか2G/3G等の高速通信技術とか定額制プランとか技術的な説明は一切抜きで雰囲気で分かるようにしたのもバズった大きな要因だろう。

ドコモがここまで気合いを入れて動画を作ったのはなぜなのか。感動しましたというのは浅く、この動画でiモードの機種を全機種並べている事及び電話着信・メール送受信を強くアピールしている事、通信に失敗したシーンが複数映し出されている事から想像すべきであろう。菅前政権は携帯大手に対して「携帯料金は4割下げられる」等として電波法を所管する総務省の圧力を使って無理矢理携帯料金が安くなる格安と同じプランを出させた。庶民の生活費は減って有難い一方、携帯キャリアからすれば減収に繋がる。携帯キャリアは今まで利益で端末開発をしてきたが、利益が減れば端末開発及び回線維持も出来なくなる。最近出ているスマホが軒並みスペックダウンしている事を考えてもそれは明らかであり、富士山でも新幹線でも繋がるというのは凄い事なのである。利益によって低遅延高速大容量通信網を全国に整備し、インフラ事業者として日々のやりとりを途絶える事なく支えてきたのだ。すなわち「適正な料金を頂かないと端末の開発は出来ません」「回線の維持管理が出来なくなるかもしれません」という事を暗に示している訳であり、国や総務省は今までの施策が適正であったか検証すると共に携帯会社に対してムチばかり打つのではなく飴も配るべきであろう。