藤井竜王、史上最年少五冠誕生で列島祝福 八冠制覇も否定せず既定路線

将棋の藤井竜王が、七番勝負の王将戦においてストレートで4回勝利して王将奪取が確定した。東京都立川市について「公園もあって緑もあっていいですね」とコメントされていたが、舞台となった場所で勝利が決まると割と首長が祝福コメントされているように見えるので知事や市長も藤井竜王の勝利について何らかのコメントを出すべきであろう。立川はパッと見田舎に見えつつも駅の近くはかなり発展していてモノレールや大規模商業施設もあり静かで過ごしやすい街なので棋士も時間のある時にゆっくり訪れてもらいたいものだ。そして今回の舞台となったSORANO HOTELは一泊3万円ぐらいする高級ホテルであり一般人が手を出すのはなかなかという人が多いはずである。
藤井竜王が強いのはこの期においても「まだまだ勉強不足」等として俺は強いぞとか俺は最強だぞと言わないあたりが他の人にはなかなか出来づらい部分ではある。彼は賞金もランクもあまり興味がなく、自分自身と戦ってレベルを高めれば結果はついてくるという考えなのだろう。親が勉強しなさい!という家庭は点数が伸びないが、天才家庭はあまり親が口出ししないという特徴がある。報道陣が八冠目指すか?と聞いていたが「将来的にはそうなると良いですね」と回答して上手く交わした。
将棋界の面白い所は、年齢もあまり関係なくフラットな関係でお互いを思いやる棋士が多い事だ。この若造が!とか内々に思っている人はいるかもしれないが一切口に出さず年下であっても強い人は強いと認めるあたりが素晴らしい。今回の対戦相手の渡辺王将は報道のインタビューで「いやぁ、そうですねぇ、残念というのでもないでしょうけど、どうでしょうねぇ」等と悔しさ半分と若者が活躍する喜びが半分で色々交錯していたようであったが、藤井時代の到来を認めつつ、負けてもグジグジ弱音を吐かずスッキリしているのもまた好印象である。個人的には瀬戸市の喫茶店が五冠タワーを作るのかどうかが気になる所だが、八冠取ったら政府が表彰するのか、そこも含めて今後の活躍に期待したい所である。