京急川崎駅にある「パタパタ」が2月中旬をもって引退するという事で、実際に行ってみた。あと1週間ほどで撤去される予定だ。
京急川崎駅の5・4番線ホームに残っているのが最後の1台であり、それ以外のホームやそれ以外の駅には設置されていない。マニアや一般の客が多数写真や動画に納めていた。定期や乗車券が無い人は入場券を購入すると中に入る事ができる。
このように列車が通過するとパタパタと幕が動き、次の列車を適切に表示する。一方で予めプリセットされた内容しか表示できない為、事故や障害の発生時にはどうしようも無くなるという点、またメンテナンス用部品が手に入りづらくなったという点も引退理由として挙げられているようだ。逝っとけダイヤが発動すると行き先や種別がコロコロ変わる訳で逝っとけを武器にしてJRに対抗している京急がパタパタを今まで温存させていた事のほうが逆に驚きであるが、興味のある人は早めに見ておくのが良いだろう。
