本当は”変”なのにちゃんと読める?アキバの暗号消火栓看板、ネット話題

ヨドバシカメラAkiba前の消火栓に書かれている広告が暗号チックだとしてネットで話題になっている。実際に行ってみた。

普通なら写真やロゴが貼ってある広告エリアだが、なぜか文字がビッシリ詰め込まれている。よく読んでみると「みさなん おつれまかでさす」等と書かれているが、正しい文言に直すと以下のようになる。

皆さんお疲れ様です。気付きましたね?上を向いていると何かしら発見がある物です。今日もあなたに良い事がありますように。看板製造の事なら

と書いてある。多少入れ替えても読み取れる人間の心理を利用した仕組みである。ちなみに裏面にはQRコードが張ってあり、読み取るとその会社の公式サイトに飛ぶ仕掛けになっている。ただし高さがかなり高いのでスマホをかなりの高さ持ち上げないと読み取るのは不可能だろう。あとここは人通りがかなり多いのでスマホを空に向けていたら奇人変人に思われる可能性もなきにしもあらずである。殆ど皆がスマホを持っている訳であるし、会社名を書くよりも広告にQRコードを張ってアクセスしてもらった方がそれぞれの端末の履歴にも残るので効果が高いと判断したのかもしれない。今はどの企業も真面目に宣伝するのではなく、ちょっとひねって宣伝してバズるのを待つスタイルの広告が多い。現にこの広告も半年以上誰にも気付かれず、ここ最近になってバズったり報道されたりしているようである。興味のある人はぜひ見に行ってみてもらいたい。