紅白で争う時代はもう終わりか

今年もスポーツ紙の格好のネタにされた紅白。
「ケヤキが倒れた」「司会はよかった」「ゲスト審査員を1票にしたらゲストの意味ないじゃないか」「視聴率が40届かずワースト3」「安室に出演頼んだのは出来レースか」などなどそういう話は他の方が沢山されているので割愛しますが、今回は紅白で果たして審査する必要があるのかについて。

昔は紅白どちらが勝つかを競わせることでアーティストのレベル向上に貢献した紅白ですが、最近は出演基準も緩くなり、大規模な会場を押さえたアーティストであれば大体出場できるようになりました。
老若男女に愛される紅白を目指しているようですが、最近はNHKは若年層に受信料を払って欲しいのでどちらかというと若年層受けするアーティストを出してきている印象も否めません。ツイッターやフェイスブックなどSNSの発信源に若者が多いためでしょうか。
要は今まではテレビが牽引してきたものが、ネットが牽引、テレビは後追いの時代になっているのです。
アーティストについても全く無名のアーティストがネットで急に広まる例は数多くあります。

Mステのように出場して単純に歌を披露する番組でいいような気がしますが、「歌」という評価できない物を評価するのは非常に難しい話。歌は芸術であると考えると一般人では評価するのが難しいのは分かりますよね。票についても一人何票でも投票でき印象操作が可能だという指摘もありました。それこそ紅白で綱引きや玉入れでもした方が公正公平な結果が出るような気がします。

今回の紅白はいろいろ改善してきてネットで叩かれないよう対策をしたのでしょうが、これは一種の転換点であるとも考えられます。
abemaTVなどが出てきてネット放送局元年と言われておりますが、「テレビの役割は何?」を改めて問いかけているのでしょう。
テレビにできることは何なのか、地上波にできることは何なのか。
ましてやスポンサーなし、受信料で運営しているNHKにできることは何なのか。
今回も見ているとあまり勝負色はなく、司会の効果なのか仲良くやりましょうという雰囲気が出ており結果発表も簡単なコメントだけ言わせて終わるという結果にはあまり触れない構成となっていました。

白黒はっきり結果を出すと「じゃあアーティストを否定したのか?」「公共放送はダメとお墨付きを与えたのか?」などと極端な批判が飛んでくるのが今の世の中。
赤が勝とうが白が勝とうが視聴者にとってはどうでもいいわけで、どうでもいいことを時間を使って放送する意味は無いわけで、投票を辞めれば数千万円規模のコストカットになるのではないでしょうか。
来年は投票を廃止してその分を歌唱時間に充てられるような構成にすべきと思います。

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