Windows 10がクソだからWindows 7を使い続けたい、でもCPUは最新のものにしたい、という人も多いかと思いますが、
第6世代以降のプロセッサではWindows 7はインストールできません。
第6世代とは、Intelプロセッサで言うと型番に6がついたもの(6***)です。
理由としては、USB3.0ドライバが内包されないためにUSBメモリやキーボードなどが認識されずセットアップを先に進めないのではないか疑惑です。
一応これらの問題を回避する方法はありますが、ライトユーザーでまず対処は不可能でしょう。相当ドライバをごにょごにょしたりする必要があります。
PC DEPOTも同じ事を書いていますが、さすがデポだけあって発売年を間違えていますね。2007年に出たのはVistaです。7は2009年ですね。
また、問題はこれだけではありません。頑張ってインストールできたとしてもWin7/8.1に対し、第7世代以降のプロセッサには更新プログラムが配信されません。「このバージョンのWindowsでサポートされていないプロセッサを使用しています」「不明なエラーが発生しました」とエラーが出ます。プロセッサのポップアップは定期的に出てくるそうなのでタチの悪い奴です。
「いや、最新のプロセッサなのにサポートしてないはあり得ないだろ!」とツッコミが来そうですが、あなたのプロセッサが新しすぎてOSがサポートしていないという意味ですので仕方ありません。
こちらも一応対策があるようですが、詳細は不明です。
今もWindows 7にこだわりがあるユーザーは、過去のMSの10無料アップグレードも無視し「10移行攻撃」にも耐えたわけですから相当根っこがあるというか自分なりのポリシーを持って使い続けているのかと思いますが、おとなしく最新のOSを使った方がよいかと思います。
多くのメディアではこの問題は特に法人に影響があると唱えていますがまさにその通りで、法人アプリケーションは動作するOSを限定しているパターンが多く更新もしてくれないこともあるので困ったものです。しかも法人は7でマニュアルを書いていることも多く、使い勝手が大きく変わる10になるとすれば社員の再教育は必須ですしマニュアルも書き直すハメになってしまいます。そういう無駄な労力は費やしたくないのでしょう。
ヤフオクやハードオフやソフマップに行けば古いパソコンは沢山転がっていますので、もし7を動かしたいという人はそういう中古市場を探してみるのも良いと思います。なにせ制限の対象なのはCPUなわけですから、古い物を探せばいいだけの話なのです。10へ移行して欲しいMSの強制的な締め出しなのでしょうが、この施策によって意外と中古市場が活性化するかもしれません。
