総理辞任 このタイミングになったのは茨城県知事選挙を意識?

9月3日、菅総理の辞任発表がなされた。いつやってもいいのに9月3日の発表になったのは、9月5日投開票の茨城県知事選挙を意識していたに違いないだろう。ここには自民党が支援する候補と共産党が支援する候補が出る訳であるが、仮に共産党が支援する候補が勝ってしまったらまた選挙で負けたという報道が出てくるのは当然だろう。仮に自民党が支援する候補が勝ったとしてもギリギリ当選のような事になれば県政にも影響が出る可能性が高い。
茨城と言っても都内まで電車で30分以内の距離であり、感染状況についても東京の影響を受けているのは明らかだろう。感染症対策で東京あるいは周辺県との連携が必要な中、東京都知事も千葉県知事も野党系である中、茨城も野党系に変わってしまえばいわば自民の広報をしてくれる人がいなくなる訳で自民にとっても痛手である可能性が高い。「気力を無くした」「しんどい」等と言って3日に退陣発表をしたようであるが、なぜ3日なのか、国民への説明を十分尽くす必要があるだろう。