ついにWindows 8にアップグレードしました。注意点を書いておきます。
芸術的なパッケージ。期間限定で5,000円だった発売記念プロモーション版を購入。
プロダクトキーもいよいよカードに。パッケージの質が下がっているというか、なんかそんな気も否めない。
インストール手順
すっきりしたインストール画面。プリインPCの場合はおそらく見ることはないでしょう。
簡単設定を希望の場合は「簡単設定を行う」
「自分で設定する」を選ぶとかなりの画面数の設定になります。
この画面とこの次の画面も同様に写真と同じ設定にしておくことをおすすめします。
Windows 8にはネットワークアカウントとローカルアカウントの2種類があり、ネットワークアカウントはMicrosoftアカウントを通して設定などを同期できる機能です。
Microsoftアカウントに登録しているアドレスを入れるとこのような画面になります。
いきなりよくわからない画面が出てきます。Macの調教と似たようなアレが始まります。
表示してくれるのはいいんだけど、背景が高速でレインボー色になる。正直目が疲れる。
アプリがインストールされてWindowsがいよいよ使える。起動していきなりこれだからびっくり。訳が分からない。
初期設定
マウスポインタを右下に持っていくとこんな画面が現れるのでとりあえず設定を押す。
ちなみに終了は電源をクリックするとポップアップメニューが出るのでそこから。
8を使ってみる
メトロUIからミュージックをいったん全画面で起動し、左端にドラッグさせ、余った右側の画面をクリックするとメトロUIが現れるので「デスクトップ」をクリックするとこんな感じで融合できます。
※純粋なままだと左下にスタートボタンはないです。後述するClassic Shellを適用しています
もちろんコントロールパネルからもWindows Updateは使えます。
9xや2000からの移行組は右上の表示方法を「大きいアイコン」に設定することをおすすめ。
いよいよ8のエクスプローラにもリボンが導入されちゃいました。
総評
アップグレードは若干速くなった印象(50分が45分ぐらい)
・セットアップ中にエクスペリエンスインデックスを測定するなど無駄な工程がなくなった
・エクスペリエンスは7の7.9から9.9へ Vista時代からは一気に4.0も向上
1.パフォーマンスの向上
Aeroを切ったからか、7のチューニングもあるのか、目に見えるパフォーマンス向上
2.すっきりした2000ライクなデザイン
VistaからUI路線がおかしくなったと語るユーザーも多い
「OSは縁の下の力持ちでいい、目立たなくていい」
3.起動時間
いろいろなレビューで数値まで出てきて何秒速くなったとかいわれるが体感ではあまり変わらない。
メトロアプリとデスクトップアプリ
左上にカーソルを持っていってクリックすることで瞬時に切り替え
☆メトロアプリの閉じ方
一番上のほうにマウスカーソルを持っていきマウス左ボタン押すとつかめる
そのまま下にドラッグして捨てる
まずやること
・メトロとデスクトップ画面の切り替え方法の理解
・Windows Update(2回再起動)
・ウイルス対策ソフトのインストール
・コントロールパネルなどよく使うショートカットをピン止め
メトロUIですが、これをスタートメニューとして使う分には全然ランチャーとしてはもの足りませんというかお話になりません。
そこで、ここにいろいろ追加していきます。
メトロUIの背景部分を右クリックすると「すべてのアプリ」があらわれるのでクリックします。
項目の上にマウスポインタをのっけて右クリックします。
すると下にメニューが出てきます。
・Windows 8対応ドライバのインストール
・透明化ソフトの導入(Vista,7に慣れてどうしても、という場合は)
・各種プログラム、ソフトウェアのインストール
lhaplus、ワード、エクセル、アドビ、日本語入力ソフト、など
発生する問題
◎デスクトップはどこ!
純粋の状態では電源入れても自動では表示されない。メトロUI左下「デスクトップ」クリック
◎半角/全角キーが認識されない
・キーボードの設定変更
メトロUI右クリック→「すべてのアプリ」→一番右端にスクロールするとでてくる「コントロールパネル」→キーボードをクリック。
(「コントロールパネル」をピン留めしておくと楽になります)
ここの表示が「標準 PS/2キーボード」になっている人はドライバを入れ替えます。「プロパティ」をクリック。
「互換性のあるハードウェアを表示」のチェックをはずして、この一覧の中から「日本語 PS/2 キーボード (106/109 キー)」を探してインストールする。
◎マウスに影がない!
・マウスの影付ける
メトロUI右クリック→「すべてのアプリ」→一番右端にスクロールするとでてくる「コントロールパネル」→マウスをクリック。
(「コントロールパネル」をピン留めしておくと楽になります)
◎スタートメニューのようなアプリ一覧がない!
メトロUI右クリック→右下「すべてのアプリ」
◎タスクバーに文字がない!
タスクバー右クリック→プロパティ→他のタスクバーのボタン「タスクバーに入りきらない場合に結合」あるいは「結合しない」
◎Windows Media Playerがない!
メトロUI右クリック→右下「すべてのアプリ」→右にスクロールしてアクセサリの中にあります
「スタートにピン留め」をおすすめ
◎システムの復元を無効にしたい!
メトロUI右クリック→「すべてのアプリ」→一番右端にスクロールするとでてくる「コントロールパネル」→回復をクリック。
構成→「システムの保護を無効にする」で完了。起動やインストールのたびに復元ポイントを作らなくなるのでその分早くなります。
◎自動デフラグをオフにしたい!
Windows Vistaに引き続き、8でも自動デフラグが採用されています。うっとおしいのでオフにします。
メトロUI右クリック→「すべてのアプリ」→「コンピュータ」→Cドライブを右クリック→「プロパティ」
ツールタブから最適化をクリック。押してすぐ最適化されるわけではないのでご安心を。
「有効にする」or「無効にする」のボタンをクリックすると次の画面が出るものと思われます。
◎スリープ復帰後のロック画面を解除したい!
スリープ復帰後にパスワードの入力を求められることがあります。デスクトップで家で使っていて邪魔!と感じる人はオフにしましょう。
メトロUI右クリック→「すべてのアプリ」→一番右端にスクロールするとでてくる「コントロールパネル」→電源オプション
◎ソフトインストールで勝手に追加されるピン止めをまとめて外したい!
連続で右クリックしていくことで複数選択できます。「スタート画面からピン留めをはずす」クリック
・Classic Shellの導入
いわゆる「窓の手」
できること(おすすめの設定)
◎スタートボタンがほしい
スタートボタン→「スタートボタンを有効にする」
ボタンの概観は好みで
◎動かないソフトはないの?
システム依存系を除きほぼVista同様。Vistaで動くものは8でも動く
カーネル(根本部分)はVistaと変わっていない
2世代前のOffice 2007も普通にインストールできました。
◎アイドル時にガリガリうるさい!
Vistaのときはインデックスの作成ということでこれも大騒ぎになった
8では「自動メンテナンス」が裏でアイドル時に実行されるようになっている。またVistaの二の舞。
裏で更新プログラムのダウンロードとかデフラグとかしてもらわなくて結構なのでオフにする。
メトロUIでもデスクトップにいてもどちらでもいいので、マウスポインタを右下にやるとこのようなバーが出てくる。
「検索」をクリック。
Microsoft→Windows→Task Schedulerときて、
アイドルメンテナンス、マニュアルメンテナンス、レギュラーメンテナンスの3項目とも
それぞれ右クリックして「終了」させそののち「無効」にさせる。
そんな権限ないです、と怒られた場合はとりあえずスルー。
それとコントロールパネル→アクションセンター→左サイド「アクションセンターの設定を変更」→すべてチェックをはずす
これらの項目が定期的に監視され、そのために無駄なリソースを食われます。PC中級者以上ならばすべてオフにすることを推奨します。
たしかにVistaはいろいろとクズですが、となると7の後継というよりは兄弟と考えた方がよさそうです。少しでも従来型のOSがいい、というひとは7、こうゆう楽しさを求めてたんだ!というひとは8一択だと思います。後悔のない選択に少しでも助けになれば幸いです。
