コンビニも年末年始は休業すべき

飲食や小売、携帯ショップで2017年の年末年始の一部営業を取りやめる動きが出てきた。

こういう時にコンビニは話題にも上がってこないが、皆「コンビニは24時間あいてて当たり前」という風潮がある。
24時間ということは当然年末年始も営業しなければいけない訳だが、既にご存知の通りコンビニはひどい人手不足状態である。
詳細は他の記事で書いているので改めて述べることはしないが、毎週土日をまわすだけでひいひい言っているような店が年末年始など回せるわけがなく、既に店長が長時間労働することが確定しているような店もある。

これはあるコンビニの年末年始の客数をグラフ化したものである。
コンビニもやはり、年末年始は客が来ない。

詳細な数値はお伝えできないが、概ね三が日とよばれる1/1~1/3は客数が落ち込んでいることが分かる。
客単価はこの期間200円程度上がるが、買っていくのは利益率の高いチキンや弁当ではなく酒や菓子などであり、店舗の収益的にはあまりよい数値にはならない。
このことから見ても分かるように、神社や駅の近く等特殊な立地を除いてはコンビニも1/1~1/3は全国一斉休業が可能である。
人件費を掛けて営業しても客が来ず売上が立たないのであれば開けていても無駄である。(ここでいう客が来ないとは客が全く来ないというのではなく普通の平日に比べて少ないという意味)
コンビニにとって休業日を設定するというのは爆竹のようなものであるから、なかなか踏み切らないだろう。個店で対策、例えば入荷を減らす、ワンオペを増やすなどして何とか乗り切るしかない。

毎月の日にちは28日の日もあれば、30日や31日の日もある。
それでも店は何とか回っているのだから、1日ぐらい休んでも大きな影響はないというのが結論である。
高い割増賃金を払って働いてくれる人を募集しても平日より売上が高いのであればいいが、グラフのように平日の65%しか客が来ないのであれば赤字である。こんな事小学生でも分かるはずである。

「地域の防犯は」「何かあったらどうする」など24時間廃止に反対、休業日設定に反対、という意見の人ももちろんいるだろうが、店を開ける以上は店員がいないと営業できない。もし人手不足で店長が過労している店があるとしたら、店長を休ませないと倒れてしまう。原則人の融通はできない仕組みになっているのもその一因である。その根本部分が揺らいでいる現実に、気づいていないとしたら非常に危ない。
「コンビニに外国人店員がいる」と騒がれ始めてもう5年ぐらい経ったが、今ではコンビニに限らず外食やその他の業界でも外国人従業員が増えてきた。外国人従業員が悪いと言っているのではなく、景気がよくなって日本人が働かなくなってきているのが如実に表れている。
政府は必死に「働き方改革」と訴えているが、ブランドイメージを大切にするのであれば1/1全店休業とプレスを打てばマスコミが取り上げてくれてブランドイメージが上がるかもしれない。普段はマスコミに取り上げてもらおうと色々施策を練るのに、この年末年始休業に関しては大手チェーンはどこも何も言わないのは不思議ですね。

セイコーマートは過半数の店で休むと発表していますが、大手チェーンのコンビニでも年末年始に休業するのは時間の問題かもしれない。

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