百貨店でクラスター続出 原因は生活必需品で規制から外れた食品売り場?

百貨店でクラスターが続出しているという報道がある。盲点だったのは地下1階に設けられる事が多い食品売り場だ。確かに店舗が密集している上、食品という商材を扱い調理する都合上、換気も地上階に比べれば不十分であり、また客も若者から高齢者までかなり多く、店員も「いらっしゃいませ!いかがですかー!」と必死の呼びかけをしている。昨年の宣言下でも百貨店やモール等の食品売り場は生活必需品であるとして規制から外されたが、同じ食品でもスーパー等の毎日買うような本当の意味での生活必需品と、ケーキや贈り物等のひと様にあげる用の食品は区別する必要があっただろう。百貨店やモールの場合は、そのフロアがどういう属性かではなく、個店のテナントが何を売っているかで判定すべきであろう。(個人的にはイオンモールに入っているイオンは食品売り場として認めても良いが、百貨店の食品売り場は生活必需品とは言えないだろう)客においても大人は割とマスクを常時着用しているが、親子連れで小学生以下の子どもで着用していない例が目立ち、モール従業員等も注意したり追い出したりはしていないようだ。出入口に常時従業員が立って子どもであっても一律マスク着用しないと入れさせないぐらいの厳重な体制を取る必要があるだろう。
またネット上では休憩室の換気の悪さや従業員の数と見合っていない狭さを課題に挙げる声も多い。休憩時にマスクを外して昼食等を取り、従業員と会話すれば感染が広まるのは当然だろう。未だに従業員喫煙室を閉鎖していなかった等の体制の不備を挙げる声も多数出てきている。空調や水道ガス電気、バックルームが共通でありコストを抑えて出店できる事をウリとする業態なので、あるテナントが真面目にやっていても不真面目なテナントのせいで巻き添えになってしまうのは百貨店やモールのある意味宿命であろう。
百貨店等の休業要請は宣言の条項に含まれ今年5月ぐらいまで続けられてきたが、百貨店協会等が「うちは安全です!」というような抗議を受けて、政府は途中から大店法における休業要請を外した。ここまで全国的にクラスターが続発すれば、全国への大店法休業要請が復活するかもしれない。