「バブル方式」と言われるとバブルソートしか思い浮かばない件

五輪の感染対策として「バブル方式」というよく分からないカタカナ語が取り上げられ、国会等でも「バブル方式に穴」とか「バブル方式はもはや機能していない」と言われているが、何となくカタカナを付けるとかっこよくそれっぽく見えるが、実態は大した事は無い。
開発者やSEであれば「バブルソート」という言葉を知っている人も多いはずであるが、数字の並び替えアルゴリズムにおいて配列を隣と一個ずつ比較して下から上にだんだん上げていくアルゴリズムである。比較的簡単で組みやすいアルゴリズムであるが、泡の中を進むというのがバブルであって、それ以上でもそれ以下でもないのである。少なくともバブルを名乗るならば脱線してはいけないのは明らかだろう。バブルソートでさえ、正しいプログラムを組めば脱線せずきちんとソートしてくれるのだから。
では、現実世界におけるバブル方式に置き換えると、外部の人間と接触する事なく行動するという意味を指す。例えば建物は一棟貸し出して食事は専用の場所で一斉に取り、専用のバスで移動し電車を利用しない等、いわば集団行動という事だ。例えば小学校の遠足で引率の先生の指示に従って付いていきましょう、それ以外の場所は行かないようにと言われた事があると思うが、それと同じような物であり何ら特別な事をするような方式ではない。昨日も関係者が夜中にコンビニに買い物に行っていたと報道されていたが、これはいわばバブルから出ている事になる。あと1週間で開会式との事だが、開会しても感染者が増えるようであれば開会後に中止というシナリオも報道されているようだ。大規模な式典は全て中止して、各選手がタイムを計るだけの大会にしないと世論の反発を買うのは必至と言っても過言ではないだろう。