無観客でも五輪中は首都高1000円値上げ実施 儲かるのは警視庁?

オリンピック・パラリンピックの期間中、首都高が6-22の時間帯で1,000円値上げとなり、0-4時はETC限定で半額となる。ETCの場合は軽・普通車のうち自家用乗用車で都内区間のみ対象、現金の場合は軽・普通車のすべてで首都高全線が対象。中型や大型は据置きであり、ザックリ言うと7割程度がこの料金の影響を受ける。これだけ聞くと「首都高乗らず一般道で都内に行こうか」と思いがちだが、そこが罠なのである。都内の一般道には一方通行や光電管や通行区分違反や一時停止違反など様々なトラップが仕掛けられており、地方ナンバーの人が都内を走ると一発で警視庁に切符を切られる。地方ナンバーである旨をいくら説明しても無意味で容赦なく切符を切られる。5月データで1日73万台のうちの半分が一般道に流れてくれれば、警視庁としても取締放題のボーナスステージに突入するのではないだろうか。ゆえに、例え1,000円値上げとなっても免許点数や反則金を考えれば保険的な意味でも首都高を使った方が圧倒的に安く賢いのは言うまでもない。
「五輪中の混雑を緩和する為に首都高を値上げすれば混雑が減る」というロジック自体意味不明であるが、多少値上げされた所でETCなら後日請求が来るだけでその場での支払は発生しないのだから乗る人は乗るだろうし、大きく交通量が変わらない可能性もあり得る。本来であれば一般道が混むのだから高速を安くするのが普通のやり方だろうが、高速を使って選手を運ぶから車は来てほしくない、よって高速を値上げするというロジックなのだろう。首都高も普段は深夜割引を行っていない割に、今回の五輪中だけ特別に深夜割引を導入する。技術上は出来るのになぜ普段からやっていないのかと問いたい所であるが、上限があるから値引されてもさほど変わらないから導入する意味が無いというロジックなのかもしれない。次回の料金改定議論では導入されるという話も出てきており、どういう体系になるか注目したい所だ。